格闘技・プロレス

柔道・阿部詩が心境吐露「情けない姿を見せてしまい…」兄・一二三は妹の謝罪に「情けなくなんかない。心の底から誇りに思います」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.31

まさかの2回戦敗退となった阿部詩。(C) Getty Images

 現地7月30日、パリ五輪柔道女子52キロ級日本代表の阿部詩は、自身のインスタグラムを更新。2日前の2回戦で金メダルのディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に一本負けを喫した同種目を振り返り、「沢山のサポート、応援ありがとうございました。心の底から感謝の気持ちでいっぱいです!」とメッセージを投稿している。

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 前回女王として臨んだ今大会。現地28日の2回戦では、世界ランク1位の強敵に内股で技ありを先取するも、終盤3分4秒に一瞬の隙を突かれ、谷落としで一本負け…。個人戦で海外選手に敗れるのは、2019年11月に行なわれたグランドスラム大阪決勝のアマンディーヌ・ブシャール(フランス)戦以来、約5年ぶりだった。

 さらに文面では、「日本代表として、日本という素晴らしい国を背負い戦えたことを誇りに思います」と続けると、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」とも記述。「また成長した姿で畳の上に立てるよう1日1日を過ごしていきます。必ず強くなります。今後とも応援よろしくお願いいたします」と意気込みを綴っている。

 また、男子66キロ級決勝でウィリアン・リマ(ブラジル)に一本勝ちを収め、日本男子史上5人目の五輪連覇を達成した兄・一二三に対しては、「二連覇おめでとう。最高の兄です」と祝福のコメント。一二三、父・浩二さん、母・愛さん、兄・勇一朗さんと集合している写真も投稿し、「最高の家族です」と投稿を締めた。

 なおこれを受け、兄・一二三もストーリーを更新。「情けなくなんかない。ここまでの道のりで苦しい事も沢山あったのにそれを見せずにただ前だけをみて人生をかけて頑張ってきた詩は最高にかっこよかったし1番輝いてたよ。心の底から詩の事を誇りに思います。2人で必ずまた頂点に立とう!また家族で前を向いて頑張って行こう!」と返している。

構成●THE DIGEST編集部
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