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格闘技・プロレス

「食い違いは解消された」永山竜樹&ガルリゴスの“和解2S”にスペイン・メディアも反応 「畳の上でも外でもチャンピオンだ」と称賛

THE DIGEST編集部

2024.07.31

和解のツーショットをSNSで公開した永山とガルリゴス。(C) Getty Images

和解のツーショットをSNSで公開した永山とガルリゴス。(C) Getty Images

 去る現地7月27日、パリ五輪柔道男子60キロ級の永山竜樹は、昨年世界王者フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)との準々決勝に敗北。試合終盤に寝技を耐えていた日本の28歳だが、審判の「待て」がかかって力をゆるめると、対戦相手は締めを継続…。そのまま「片手絞め」で一本負けとなり、この不可解判定が物議を醸した。

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 それから3日後の現地30日、永山は自身のSNSを更新すると、「ガルリゴス選手が会いに来てくれました!」と和解のツーショットを掲載。「彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います。オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います!誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と投稿している。

 これには、相手国のスペインメディアも続々と反応。そのなかで同国のスポーツ紙『AS』は、「ガルリゴスとナガヤマが対立の末に食い違いを解消」と題した記事を配信すると、「日本の柔道家が論争に終止符を打つため、SNSにガルリゴスとのツーショットを投稿」と続け、「畳の上でも外でもチャンピオンだ」と母国選手に称賛を送った。

 さらに『MARCA』は、ガルリゴスのもとへ日本のファンから大量の誹謗中傷が寄せられている状況に触れつつ、「日本の脅迫を受けた後、ガルリゴスとナガヤマが選手村で和解に達する」と報道。騒動のいきさつについては、「『待て』の合図後にもかかわらずスペイン人が首を絞め続けたという理由で、準々決勝後の挨拶が拒否されていた」と説明している。

 なお、銅メダル獲得の永山は、現地29日にも自身のSNSを更新しており、「お互い必死に戦った結果なので、ガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」とフォロワーに訴え。「敗戦後に抗議をして握手に応じれなかったことは申し訳なく思っています」とも心境を綴っていた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】永山竜樹が公開したガルリゴスとのツーショット!
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