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水泳

「失意のどん底に突き落とされた...」英競泳選手が予選1位通過も“まさかの違反”で歓喜→絶望! 英紙は「あまり知られていないルールなんだ」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.01

失格を言い渡されて愕然とするグリーンバンク。(C)PA Images/AFLO

失格を言い渡されて愕然とするグリーンバンク。(C)PA Images/AFLO

 一瞬にして奈落の底に突き落とされた心境だっただろう。

 現地7月31日に行なわれたパリ五輪・競泳男子の200メートル背泳ぎ予選で、ハプニングが起きた。東京五輪で同種目の銅メダルに輝いたルーク・グリーンバンク(英国)が、予選4組で2位に1秒以上の差をつけてフィニッシュ。だが、英紙『Daily Mail』はその後の顛末を「準決勝進出を確実なものとして歓喜に沸いたのも束の間、彼は膝から崩れ落ちたのだ」と報じた。
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 いったい何があったのか。同紙は「レース終了後のビデオチェックによってグリーンバンクの違反が発覚した。1988年に国際水泳連盟が定めたもので、15メートルラインを超えたら身体は水中にあってはいけない。彼は(一般的には)あまり知られていないこのルールに抵触したのである」と説明し、「金メダルを十分狙えただけに、グリーンバンクは失意のどん底に突き落とされた」と続ける。

 コンディションが良好すぎて超えてしまったのか。当の本人は「なんてことだ...。本当に悔しいよ。すごく調子が良いと感じていたから...」と絶句した。

 同紙は「この15メートルルールは背泳ぎ、バタフライ、自由形の各種目に適用されるが、平泳ぎには適用されない」と補足している。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】グリーンバンクが潜水したまま「15mライン」を超える決定的瞬間
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