日本時間8月10日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の男子フリースタイル74kg級準決勝がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の高谷大地がカイル・デイク(アメリカ)と対戦。20-12で勝利し、決勝進出を決めた。
今大会がオリンピックデビューとなった高谷は、その初陣となった1回戦、さらには2回戦も相手に1ポイントも与えず10-0でのテクニカルスペリオリティー勝ちと、圧巻の強さで準決勝の舞台へ。勝てばメダルが確定する大一番、東京オリンピック銅メダリストで、世界選手権を4度制している実力者のデイクと相見えた。
第1ピリオドは序盤こそ相手にリードを許すも、その後反撃に転じ9-4と逆転に成功。第2ピリオド開始直後に8-9に迫られると、以降は激しい攻防を繰り広げポイントの奪い合いに。最後は粘るデイクを何とか振り切り、昨年の世界選手権で敗れている相手にリベンジを果たした。
2012年のロンドン五輪から3大会連続でオリンピックに出場した兄・惣亮に続き、兄弟でオリンピアンとなった高谷。その兄が果たせなかったメダル獲得の夢を確定させた今、目指すはもちろん表彰台の中央。決勝戦は11日、ヴィクトル・ラサディン(タジキスタン)とラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)の勝者と対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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今大会がオリンピックデビューとなった高谷は、その初陣となった1回戦、さらには2回戦も相手に1ポイントも与えず10-0でのテクニカルスペリオリティー勝ちと、圧巻の強さで準決勝の舞台へ。勝てばメダルが確定する大一番、東京オリンピック銅メダリストで、世界選手権を4度制している実力者のデイクと相見えた。
第1ピリオドは序盤こそ相手にリードを許すも、その後反撃に転じ9-4と逆転に成功。第2ピリオド開始直後に8-9に迫られると、以降は激しい攻防を繰り広げポイントの奪い合いに。最後は粘るデイクを何とか振り切り、昨年の世界選手権で敗れている相手にリベンジを果たした。
2012年のロンドン五輪から3大会連続でオリンピックに出場した兄・惣亮に続き、兄弟でオリンピアンとなった高谷。その兄が果たせなかったメダル獲得の夢を確定させた今、目指すはもちろん表彰台の中央。決勝戦は11日、ヴィクトル・ラサディン(タジキスタン)とラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)の勝者と対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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