卓球

早田ひな、4年後に意欲「パリでの忘れ物を取りに帰ってこられるように引き続き頑張ります」SNSで決意と感謝表明「私は昔から人に恵まれているなと…」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.12

パリ五輪の団体で銀メダル、個人シングルスで銅メダルを獲得した早田。(C)Getty Images

 パリ五輪の女子卓球個人シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得した日本代表の早田ひなが、8月11日に自身のSNSを更新してパリ五輪を振り返った。

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「私の夢だった、憧れだったパリオリンピックが終了しました。最後の最後まで沢山の方に支えていただき団体銀メダル、シングルス銅メダルを獲得することができました。目標としていた金メダルを獲得することは出来ませんでしたがあの状況の中で最後まで全力を出し切ることができて後悔はありません」

 早田は今大会中に左腕を負傷。テーピングを巻きながら最後までプレーした。

「腕の怪我をして生活すればするほど自分の手の痛みに苦しめられ、1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました。でもこの3年の間にお世話になった方々の顔が浮かぶと『諦めるわけにはいかない』その想いが自分を奮い立たせてくれていたと思います。現実を受け入れられない自分もいて今すぐにでも逃げ出したい気持ちもありましたが平野選手、張本選手、木原選手、JOCのドクター、トレーナーの方含めチームひなの皆さんや練習相手の皆さんが全力で向き合ってくれたお陰で最後までやりきることができ本当に感謝しています。ありがとうございました」
 
 胸中を率直に記した早田は、"ここからの4年"という言葉を使って、さらに邁進していく決意を表明した。

「この3年間の中で何かが足りなかったから怪我をしてしまったと思うし神様にも認めてもらえず銀メダルと銅メダルに終わってしまったと思います。ここからの4年は更に険しく苦しくなることはわかっています。ですが神様が新たな試練を与えてくれたと思い自分の夢のため、みんなの夢のために自分と向き合い続けて答えのない世界を突き進んでいきたいと思います」

 さらに、ファンや周囲の声援やサポートに感謝。あらためて4年後のロサンゼルス五輪で、"パリでの忘れ物"を取りに行くと力強く記した。

「最後になりますが連日沢山の応援本当にありがとうございました。私は昔から人に恵まれているなと感じることが多く今回も皆さんの応援、サポートが無ければ私はこの舞台を去ることになっていたと思います。だからこそ皆さんに銅メダルを見せたい、その一心で頑張り続けることができました!! パリでの忘れ物を取りに帰ってこられるように引き続き頑張ります。本当にありがとうございました」

構成●THE DIGEST編集部

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