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バレーボール

「言いたいことがあったら、全然活躍していない俺とかに言ってほしい」さらりと仲間をかばう深津旭弘に、ファンの涙腺崩壊「泣いちゃう」「心打たれた」

THE DIGEST編集部

2024.08.21

敗れたイタリア戦後に、「選手は本当に頑張ったんで、褒めてあげてほしい」と語った深津。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

敗れたイタリア戦後に、「選手は本当に頑張ったんで、褒めてあげてほしい」と語った深津。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 日本バレーボール協会(JVA)は8月20日、公式YouTubeの動画「バレーボール男子日本代表ドキュメンタリーVol.13」を公開した。パリ五輪準々決勝のイタリア代表戦の前に行なわれた練習風景と選手コメント、さらにセットカウント2ー3でイタリア代表に敗れた後の監督、選手のインタビューを収めた。

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 何人もの選手がインタビューを受けるなか、ファンの話題になっているのが37歳、深津旭弘のコメントだった。

「(ファンの)皆さんが思う以上にプレッシャーがあって、きょう(イタリアに)負けちゃったけど、日本の集大成を見せられたんじゃないかと思いました。選手は本当に頑張ったんで、褒めてあげてほしい。若い選手を褒めてあげてほしいと思います。負けたから(ファンは)いろいろ言いたいことがあると思うけど、でもめちゃくちゃ褒めてほしい、後輩を」

 そう呼び掛けた深津は、「言いたいことがあったら、全然活躍していない俺とかに言ってほしいなーみたいな」と、さらりとチームメイトをフォロー。「みんな頑張ったんで、褒めてあげて下さい」とあらためて強調した。
 
 パリ五輪で敗れた選手に向けては、競技を問わずSNS上で誹謗中傷が相次いだ。バレーボール選手にも波及したため、JVAは川合俊一会長名で、「怒りに任せた暴力的なコメントやアスリート本人の尊厳を傷つけるようなメッセージ。悪口をいうことで人を傷つける行為、いわゆる『誹謗中傷』を見過ごすことはできません。オリンピックで戦うアスリートたちを襲うプレッシャーには計り知れないものがあります。どうか、誇りを胸に精一杯戦っているアスリートたちに、競技をこえて、敵味方をこえて、愛のある応援をよろしくお願いいたします」と、声明を発表していた。

 また深津は最後に、「悔しいんで、(2028年の)ロス(五輪)も頑張ります」と笑顔でインタビューを締めた。

 動画を見たファンは、とりわけ深津のコメントに心を打たれたようで、「深津さんで泣いちゃった」「深津選手、かっこよすぎる」「なぜ深津選手が選ばれたか理由が分かった気がした」「深津さん、頼もしすぎる」「深津アニキ、次も頼む!」「深津選手、さすがです」「深津選手の言葉に心打たれました」などと、書き込んでいた。

構成●THE DIGEST編集部

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