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陸上

「後半の加速がヤバい!」100mを10秒29で駆ける“驚異の豪州16歳”に世界も熱視線!「ボルトの再来だ」「いずれ五輪を支配する」

THE DIGEST編集部

2024.08.24

大器の片鱗を覗かせるガウト・ガウト。U-20世界選手権での走りに注目が集まる。

大器の片鱗を覗かせるガウト・ガウト。U-20世界選手権での走りに注目が集まる。

 現地8月27日、ペルーの首都リマでU-20世界陸上選手権が開幕する。その男子100メートルで大きな注目を集めているのが、オーストラリア代表の16歳だ。英紙『Daily Mail』は「あのウサイン・ボルトの再来だ!」と特集記事を組んでいる。
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 新鋭スプリンターの名はガウト・ガウト。2007年12月29日に南スーダンからオーストラリアに移住してきた父母の下で生を受けた。『Daily Mail』紙は「当初はラグビーに夢中だったが、7歳の時にそのダイナミックな走りに惚れ込んだ陸上コーチが声を掛けた。以降は恐ろしいスピードで進化を続けてきた」と説明する。

 14歳で100メートルを10秒57で駆け抜けたガウトは、16歳で迎えた今年5月の国内競技会で10秒29をマーク。オーストラリアの18歳以下の記録を更新した。さらには200メートルも20秒69で同じく新記録を樹立し、一躍脚光を浴びる存在となったのだ。

『Daily Mail』紙は「ガウト・ガウトの凄さは、まさにボルトを彷彿させる後半の爆発的な加速にある。恵まれたサイズを最大限に活かしてライバルをあっという間に置き去りにするのだ」と称え、「U-20世界選手権から大きく飛躍するかもしれない。彼はボルトと同じ道を歩もうとしている」と記した。

 オーストラリアの陸上連盟で会長を務め、かつて五輪にも出場したジェーン・フレミング氏も「クイーンズランド出身のガウト・ガウトはまだ16歳ですが、本当にボルトとそっくりな走りで期待を抱かせてくれます。あの体格は魅力ですね」と評している。
 
 同紙はSNS上に上がるオーストラリア・ファンの声も紹介。「着実に成長していけば恐ろしいスプリンターになりそうだ」「後半の加速がヤバいな」「いずれボルトのようにオリンピックを支配するだろう」「16歳とは思えない走りっぷりだ」「近い将来、9秒58(世界記録)を超えるんじゃないか?」など枚挙に暇がない。

 31日まで行なわれるU-20世界陸上選手権。はたしてガウト・ガウトは観る者をあっと驚かせるタイムを叩き出すのか。16歳のパフォーマンスを世界が注視している。

構成●THE DIGEST編集部

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