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「素晴らしい」和井田理央が世界最高峰ツアーで準優勝!母国インドネシア熱狂「世界最高のサーファーとしての地位を確固たるものとした」【サーフィン】

THE DIGEST編集部

2024.08.25

WSLのCT第9戦で優勝したコラピント(右)と準優勝の和井田(左)。写真:Matt Dunbar/World Surf League

 サーフィン世界最高峰プロツアーのワールドサーフリーグ(WSL)2024チャンピオンシップツアー(CT)の第9戦『Corona Fiji Pro』が、現地時間8月23日(日本時間24日)にフィジーのタバルア島沖に位置するクラウドブレイクで行なわれ、インドネシア代表としてパリ五輪にも出場した、母親が日本人の和井田理央が母国初の準優勝を手にした。
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 フィジーのクラウドブレイクを舞台に開催されていたCT第9戦の決勝は、パリ五輪のアメリカ代表として出場したグリフィン・コラピントと同じくインドネシア代表として出場した和井田が対決。両者ともに2本目のライディングでグリフィンが6.67ポイント、和井田が5.50ポイントをマークするなど、接戦となったが、和井田は得点及ばず準優勝。グリフィンが見事優勝を勝ち取った。

 世界で最もパーフェクトな波のひとつとして名高いクラウドブレイクで行なわれた、CT第9戦の和井田の快挙にインドネシアメディア「Inilah」は「WSLフィジープロでワイダ・リオが準優勝、世界ランク9位に浮上」と題し、記事を更新した。

 同メディアは「フィジープロで準優勝という素晴らしい成績を収めた」と称賛。一方で、「リオは5.50と4.67というスコアの2つのベストウェーブを記録し、合計10.17ポイントを獲得した。しかし、合計12.80点を記録して王者となったコラピントを上回るにはまだ不十分だった」と厳しいコメントも記した。
 
 また同メディアは、同国初の準優勝を果たした和井田に「フィジープロでの準優勝という快挙により、弱冠24歳のワイダ・リオは世界ランキング9位に浮上し、世界最高のサーファーの一人としての地位を確固たるものとした。この成果によりリオにとって好調なシーズンが幕を閉じ、今後新たな挑戦に立ち向かう準備が整っている」と称えた。

 さらにインドネシア共和国の青少年スポーツ省も公式インスタグラムで反応を示し、「インドネシア人プロサーファーのリオ・ワイダは、フィジーのタバルア島で開催されたワールドサーフィンリーグ(WSL)フィジープロ2024で準優勝に輝き、輝かしい成績を収めた。リオが2022年にチャレンジャー・シリーズをトップで予選通過し、WSLののトップディビジョンであるチャンピオンシップ・ツアー(CT)に昇格して以来、決勝に進出するのは今回が初めてとなる。おめでとうございます」と綴り、賛辞を送った。

構成●THE DIGEST編集部

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