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“0点酷評”ブレイキン豪代表、自身の演技によってブレイクダンス界に批判が集まったことについて「非常に残念」とコメント【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.09.05

テレビ番組で思いを語ったレイガン。(C)Getty Images

テレビ番組で思いを語ったレイガン。(C)Getty Images

 パリ五輪ブレイキン女子オーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサー名:レイガン)は現地9月4日に地元テレビ局の番組に出演し、自身のパフォーマンスについて批判が起こっていることについて、ブレイクダンスコミュニティに謝意を表したと海外の複数メディアが報じている。

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 グループリーグでカンガルーのジェスチャーなど豪代表ならではの奇抜な振りを駆使したレイガン。しかし高難度のムーブが見られなかったことに加え、技のキレやスピード、パワーといった部分では他の選手と明らかに差があったため3試合で1得点も取れず。大会後には世界中のファンからの批判を受け、代表選考に不正があったとし豪州代表に説明と謝罪を求める署名活動まで起こった。

 そんな中、英メディア『Daily Mail』のオーストラリア版は、母国のテレビ番組『The Project』に出演したレイガンが一連の騒動についてコメントを残したと伝えている。彼女はオーストラリア全体のレベルが世界最高に挑むためにはリソース不足であり、大会の前からトップ選手には敵わないことを理解していたという。

 また、レイガンは自身のパフォーマンスが「アスレチックな」スタイルではないことは認めつつも「アーティスティックな」もので正当なスタイルのひとつだと強調。しかし「自身の演技への批判がブレイキンを暗黒時代に突入させ、オーストラリアのシーンを嘲笑したと思うか」という質問に対しては言葉を詰まらせながら、「ええ、本当にそれらの批判を聞くのは悲しい。コミュニティが経験した反発について、非常に残念に思う。でも、私は人々がどう反応するかをコントロールすることはできない」と語った。

 レイガンは「ダンスは私の癒しだったんだけど、それがストレスの源になってしまった!」と話し、今後の競技生活については、「しばらくは出場しないと思う。スポットライトを浴びたり、競争したりするのはあまりしたくない」と語ったという。

構成●THE DIGEST編集部

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