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世界女王・坂本花織の天真爛漫な“英語回答”にカナダ大手放送局が喝采! 五輪敏腕記者も太鼓判「たくさんの歴史を積み重ねている」

THE DIGEST編集部

2024.10.25

今季のGPシリーズ初戦に臨む坂本。現地メディアでも注目度は高い。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 天真爛漫な世界女王に熱い視線が注がれている。

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会が現地10月25日(日本時間26日)から開幕する。同日は女子ショートとペアショートが実施され、日本女子のエースで世界女王の坂本花織が登場することもあり、地元メディアからの関心は高い。
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 昨年のGPシリーズもカナダ大会からスタートして優勝を飾った坂本。勢いそのままGP2連勝を挙げてGPファイナルを初制覇すると、今年3月の世界選手権で日本勢初、女子では56年ぶりとなる3連覇の偉業を達成するなど、無敵の強さを見せつけた。

 カナダ入り後は公式リンクで順調な調整を進めている女王は、大会前日にカナダの大手放送局『CBC』の特別インタビューに応じ、なんと英語で大会をアピール。「こんにちは!カナダの皆さん。私はここハリファックスに来れて、とても嬉しいです。CBCテレビを見てくれてありがとう!」と笑顔満点の表情で答えて手を振ると、最後はレポーターとハイタッチを交わすなど、明るいキャラクター全開だった。

 世界女王の動向には、過去多くのオリンピックを現地取材した敏腕記者も注目している。五輪公式サイト『Olympics.com』のニック・マッカーベル氏は「カオリ・サカモトは今年、世界選手権で4連覇に挑むなど、たくさんの歴史を積み重ねている」と自身のXに記し、日本人スケーターの一挙手一投足に注目。ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を控える重要なプレシーズンとなる今季、坂本がフィギュア界の主役候補であることに変わりはないと太鼓判を押している。
 
 フィギュアスケート専門メディア『In The Loop』によると、坂本は「フリーのプログラムを準備するのに時間はかかったが、調整を続けて、ここまでいいトレーニングができている」と手応えを口にしており、「シカゴのミュージカル映画を観ました!ジャッジとのアイコンタクトや、彼らの目をしっかり見て演技に取り組んでいます」と語り、今季のフリーで使用するプログラムの世界感をイメージしていた。

 女子ショートは日本時間26日の午前7時25分頃にスタート予定。坂本は最終滑走者として大トリを飾る。

構成●THE DIGEST編集部

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