スターダムは『第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ～タッグリーグ戦～ in KORAKUEN』10.27東京・後楽園ホール大会を開催した。第1試合では、中野たむ＆なつぽい＆安納サオリ＆さくらあや＆玖麗さやかのコズミック・エンジェルズ（コズエン）と、ダンプ松本＆ZAP＆刀羅ナツコ＆渡辺桃＆琉悪夏の極悪同盟＆H.A.T.E.による10人タッグマッチが行われた。極悪同盟とH.A.T.E.は10.5愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）大会で舞華＆白川未奈率いるE neXus Vと対決。ここで圧勝を収めたこともあり、試合後にナツコが「ダンプさんとZAPさん、名古屋だけじゃもったいないよな！10月27日後楽園ホールまたこの極悪同盟で暴れ倒してやるよ。オマエら、それまで震えて眠れ」と今大会への再登場を予告。今回はダンプにとって大好物と言っていいであろうアイドルユニットのコズエンとの対戦がオープニングマッチで組まれた。

【動画】ダンプ松本の説得力のある叫びに“ダンプコール”が… 　Netflixで世界配信され大ヒット中のダンプをモデルに描いた作品『極悪女王』の効果もあり、竹刀を叩きまくりながら入場する“ホンモノ”のダンプに場内から大歓声が沸き起こる。試合は中野たむがコールされると同時に極悪軍団が仕掛けて大場内戦に。リングでも玖麗が捕まってしまう。途中、ナツコの毒霧がZAPに誤爆するアクシデントはあったものの、ダンプが玖麗に毒霧を噴射すると、ラリアットからボディプレスの必殺コースでカウント３。ダンプはスターダムでの不敗記録を更新した。

　試合後、赤い竹刀を片手にマイクを持ったダンプは「スターダム！楽しいのう（大拍手）めちゃめちゃ楽しいよ！いじめがいがある」とした上で「だけどさ、こいつ（玖麗）がやられてる時にさ、なんでお前ら（コズエン勢）はリングに上がらないんだよ？　下にいるんだよ。（声を張り上げて）味方がやられそうだったら、助けるんだろ！　リングにいたの２人だけだよ。お前ら何で下にいるんだよ？　下が楽しいか？　リングの上にあがって来て、助けるんだろ？　やられてもやられても助けるんだろ！　どうすんだよ？　こいつコロッちゃったらどうすんだよ！　コロッちゃったらどうすんだよ？　助けるんだろ！（他の）４人もグループなんだからさ。じゃなかったら赤いの（毒霧で赤い顔になった玖麗）１人だけでいいんだよ。いらねーんだよ」と魂の叫びでコズエン勢に苦言を呈すると、あまりの迫力と説得力に場内からは大きな拍手が沸き起こる。