新日本プロレスはシリーズ最終戦のビッグマッチ『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAGLEAGUE 2024~』11.4大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場大会を開催した。第5試合後、事前に発表されていたAEW副社長のケニー・オメガが新日本時代のテーマ曲とともに入場ゲートから現れると、ケニーは花道の両サイドにいるファンとハイタッチを交わしながら笑顔で新日本のリングへ帰還した。マイクを握るも場内からは「ケニー」コールがしばらく止まぬ興奮状態にケニーはなかなか話し出せないが、満足そうな笑みを浮かべる。
【動画】登場したケニー・オメガが新日本プロレスへの復帰を宣言 場内が少し落ち着くと日本語で「信じようと信じまいと、たまたま大阪に来たから」と笑いを誘うと「ここの会場に寄ってみようと思った瞬間に!新日本さんがもう発表されたから、もう顔出すしかないよねー!」と場内を煽る。続けて「まあ、正直いうと、こないだ棚橋さん、社長さん。いろいろいい話ができました。その一つは、棚橋さんから『じゃあ、ケニーが復帰したら新しい新日本選手と闘ってほしい』と言ってた!でも、もう一つの案がありました。私はね、いま休んでます。調子があんまりよくないけど、よくなってる、コンディションは。あともう少しがんばれば、復帰できそう。たしかに私がもうAEWのフルメンバーなんだけど、もし復帰したら、もしよろしければこのリング、新日本のリングで復帰したい!」と復帰の場を新日本マットにしたいと宣言。これには大歓声が起こる。「それがいつなのかどうか、それはわからないけど、やっぱり1.5目指してますね!なぜならば、日本がまだ俺のホームですよ!」と新日本とAEWなど世界の団体が参加する来年1.5東京ドーム大会での復帰を示唆した。
ここからは英語になり「英語で見るファンのためにも知らせておきたい。復帰したいと考えていて、それはこのリングがいいなと思っている。そこでは、ニュージャパンが誇る新星のひとりと戦いたい。イッテンゴ、1月5日で自分を試してみたいんだ。AEWを代表したいという気持ちもあるし、ここでやりたいという気持ちがあるのは、ニュージャパンがいまもKING OF SPORTSであり、この地球で最高のプロレス団体であり、世界で一番俺が好きな場所のひとつであるからなんだ」と日本国外のファンにもしっかりと日本での復帰理由を説明し、最後は日本語で、では、また会える日まで、I must bid you adieu, so goodbye, and goodnight!BANG!」といつもの決めポーズをしてから、再び花道からバックステージへ。
バックステージでケニーは「フーッ!ああ、リングに上がって言うことは考えていなかったけど、正直に感じたことを話した。ケガや病気のことに対処するのは大変だった。けれど、帰ってくる準備は整ってきていると思う。日本のファン、世界のファンのために、特別なことをしたいと考えている。この"俺"を作ってくれた場所に帰ってきたいんだ。俺が何者かを人々が知ってくれているのは、シンニホンプロレスのお陰だ。帰ってくるなら、ニュージャパンに帰ってきたい。ああ……(ジャケットを脱ぎながら)、俺は昔の俺とは違うけど……復帰する自分がどんな自分になるかわからないけど、最高の試合をしたい。タナハシのような、できる限りのことを尽くす男。ああいう精神を持たないとダメだな。そして闘って、闘って、闘えなくなるまで闘う。ここにいるとエネルギーをもらえるよ。違った自分になれるような、最高の自分になれるような気がする。皆が望んでくれるなら、ニュージャパンに帰ってきたい。ということで、また会う日まで。それがいつであろうと、I must bid you adieu, so goodbye,(投げキス)goodnight! BANG!」と新日本への熱い想いを口にすると控室に向かうと、そこでSNSで罵倒し合った遺恨があるゲイブ・キッドと遭遇。
ケニーとゲイブは大乱闘を繰り広げて、レフェリーなどが強引に割って入るほどお互いにエキサイト。この2人は試合をさせるには危険な匂いがするが、ケニーも話しているように大暴れできるぐらいのコンディションは戻ってきているようだ。1.5東京ドーム大会にはAEWからヤングバックスの参戦が決定。またこの日のメインイベント終了後には、こちらも新日本マットでも活躍していたリコシェがIWGP世界ヘビー級王座を防衛したザック・セイバーJr.に1.5東京ドーム大会での挑戦表明をしたことから参戦は決定と見ていいだろう。他にも今年新日本を退団したオカダ・カズチカやウィル・オスプレイが新日本の外敵として来日することが予想される他、まだ見ぬ強豪の来日も期待したいところ。ケニーに関しては1.5以降も新日本に継続参戦する可能性を秘めているだけに、今後の発表を心待ちにしたい。
▼新日本プロレス
『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAGLEAGUE 2024~』
2024年11月4日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場
観衆 3773人
文⚫︎どら増田
【記事】場内騒然…棚橋弘至が2026年1.4ドームでの引退を宣言「引退するその日のコメントで、初めて『疲れた』って言うから」【新日本】
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ここからは英語になり「英語で見るファンのためにも知らせておきたい。復帰したいと考えていて、それはこのリングがいいなと思っている。そこでは、ニュージャパンが誇る新星のひとりと戦いたい。イッテンゴ、1月5日で自分を試してみたいんだ。AEWを代表したいという気持ちもあるし、ここでやりたいという気持ちがあるのは、ニュージャパンがいまもKING OF SPORTSであり、この地球で最高のプロレス団体であり、世界で一番俺が好きな場所のひとつであるからなんだ」と日本国外のファンにもしっかりと日本での復帰理由を説明し、最後は日本語で、では、また会える日まで、I must bid you adieu, so goodbye, and goodnight!BANG!」といつもの決めポーズをしてから、再び花道からバックステージへ。
バックステージでケニーは「フーッ!ああ、リングに上がって言うことは考えていなかったけど、正直に感じたことを話した。ケガや病気のことに対処するのは大変だった。けれど、帰ってくる準備は整ってきていると思う。日本のファン、世界のファンのために、特別なことをしたいと考えている。この"俺"を作ってくれた場所に帰ってきたいんだ。俺が何者かを人々が知ってくれているのは、シンニホンプロレスのお陰だ。帰ってくるなら、ニュージャパンに帰ってきたい。ああ……(ジャケットを脱ぎながら)、俺は昔の俺とは違うけど……復帰する自分がどんな自分になるかわからないけど、最高の試合をしたい。タナハシのような、できる限りのことを尽くす男。ああいう精神を持たないとダメだな。そして闘って、闘って、闘えなくなるまで闘う。ここにいるとエネルギーをもらえるよ。違った自分になれるような、最高の自分になれるような気がする。皆が望んでくれるなら、ニュージャパンに帰ってきたい。ということで、また会う日まで。それがいつであろうと、I must bid you adieu, so goodbye,(投げキス)goodnight! BANG!」と新日本への熱い想いを口にすると控室に向かうと、そこでSNSで罵倒し合った遺恨があるゲイブ・キッドと遭遇。
ケニーとゲイブは大乱闘を繰り広げて、レフェリーなどが強引に割って入るほどお互いにエキサイト。この2人は試合をさせるには危険な匂いがするが、ケニーも話しているように大暴れできるぐらいのコンディションは戻ってきているようだ。1.5東京ドーム大会にはAEWからヤングバックスの参戦が決定。またこの日のメインイベント終了後には、こちらも新日本マットでも活躍していたリコシェがIWGP世界ヘビー級王座を防衛したザック・セイバーJr.に1.5東京ドーム大会での挑戦表明をしたことから参戦は決定と見ていいだろう。他にも今年新日本を退団したオカダ・カズチカやウィル・オスプレイが新日本の外敵として来日することが予想される他、まだ見ぬ強豪の来日も期待したいところ。ケニーに関しては1.5以降も新日本に継続参戦する可能性を秘めているだけに、今後の発表を心待ちにしたい。
▼新日本プロレス
『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAGLEAGUE 2024~』
2024年11月4日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場
観衆 3773人
文⚫︎どら増田
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