F1キャリア4年目を迎えている角田裕毅(RB)が、トップチームにあたるレッドブルへの昇格を果たす可能性は残されているのか。ファンからの期待がかかる一方で現在、チームメイトとなっているリアム・ローソン、さらにシーズン後半より頭角を現しているフランコ・コラピント(ウイリアムズ)といった若手ドライバーがシート争いにおいて、角田よりも“先行”しているとする声も根強く伝えられている。
【動画】サンパウロGP、角田裕毅が自己最高の予選3番手! その中で、かつてのGPドライバーがレッドブルグループ内での角田の立場について、見解を示している。英メディア『Daily Express』では、今季の日本人ドライバーの走りを振り返っており、「ヘルムート・マルコをそのパフォーマンスで驚かせたが、ツノダがセルジオ・ペレスの後任候補として話題に上ることはほとんどない」と指摘。さらに「今季はまだ3レースしか出場していないにもかかわらず、ローソンはすでにRBチームメイトを序列で上回ったようだ」などと論じている。
同メディアは現状を説明した上で、元F1ドライバーで現在は解説者として活動するカルン・チャンドック氏のコメントを掲載。チャンドック氏は、「リアムの方が序列としてはユウキより先に来ているように見える。彼はまだユウキのような経験はないが、明らかに非常に速く、短い期間でユウキと同じくらい、あるいはそれ以上に速いことを示している」として、両者の評価への印象を語っている。
また他にも、これまでのリザルトが昇格争いに反映されていないとも捉えられる角田に対して、「レッドブルの純粋な育成選手ではなく、ホンダから送り込まれた選手と見られていた可能性がある」と持論を展開。ホンダとの繋がりの深さが、角田の去就に何らかの影響を及ぼしていると論じながら、「シーズン終了後にテストの機会が与えられると聞いているが、そこで彼を評価するのかもしれない」などと見通しているという。
また、『Daily Express』も、このチャンドック氏の発言内容を受け、今後、ローソンやコラピントがレッドブル入りとなった場合、「日本人ドライバーは将来の居場所を他で探すことになるかもしれない」と主張。2026年よりホンダとパートナーを組む、アストンマーティンを新天地の候補に挙げている。
グループ内首脳陣の思惑はさまざまであり、ドライバー人事は今後も不透明だ。その中で角田がやるべきことは何よりも、残りの3レースを全力で取り組むことに他ならない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触...
【動画】サンパウロGP、角田裕毅が自己最高の予選3番手! その中で、かつてのGPドライバーがレッドブルグループ内での角田の立場について、見解を示している。英メディア『Daily Express』では、今季の日本人ドライバーの走りを振り返っており、「ヘルムート・マルコをそのパフォーマンスで驚かせたが、ツノダがセルジオ・ペレスの後任候補として話題に上ることはほとんどない」と指摘。さらに「今季はまだ3レースしか出場していないにもかかわらず、ローソンはすでにRBチームメイトを序列で上回ったようだ」などと論じている。
同メディアは現状を説明した上で、元F1ドライバーで現在は解説者として活動するカルン・チャンドック氏のコメントを掲載。チャンドック氏は、「リアムの方が序列としてはユウキより先に来ているように見える。彼はまだユウキのような経験はないが、明らかに非常に速く、短い期間でユウキと同じくらい、あるいはそれ以上に速いことを示している」として、両者の評価への印象を語っている。
また他にも、これまでのリザルトが昇格争いに反映されていないとも捉えられる角田に対して、「レッドブルの純粋な育成選手ではなく、ホンダから送り込まれた選手と見られていた可能性がある」と持論を展開。ホンダとの繋がりの深さが、角田の去就に何らかの影響を及ぼしていると論じながら、「シーズン終了後にテストの機会が与えられると聞いているが、そこで彼を評価するのかもしれない」などと見通しているという。
また、『Daily Express』も、このチャンドック氏の発言内容を受け、今後、ローソンやコラピントがレッドブル入りとなった場合、「日本人ドライバーは将来の居場所を他で探すことになるかもしれない」と主張。2026年よりホンダとパートナーを組む、アストンマーティンを新天地の候補に挙げている。
グループ内首脳陣の思惑はさまざまであり、ドライバー人事は今後も不透明だ。その中で角田がやるべきことは何よりも、残りの3レースを全力で取り組むことに他ならない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触...
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