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格闘技・プロレス

「一撃で仕留める自信あり」UFCデビュー即タイトル戦の朝倉海に米ESPNが熱視線。一方、王者は堂々のKO宣言「主役は俺。ヤツの首を獲ってやる」

THE DIGEST編集部

2024.12.02

UFCデビュー戦を控える朝倉海。(C)Getty Images

UFCデビュー戦を控える朝倉海。(C)Getty Images

 刻一刻と大舞台への足音が近づいている。

 世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」と契約を結んだ元RIZINバンタム級王者の朝倉海が現地12月7日(日本時間8日)に同団体でのデビュー戦を迎える。しかも、対戦相手は現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)で、ここまで33戦28勝5敗(8KO)を誇り、いまだKO負けを喫していない強敵と拳を交える。

 現地でも日増しに日本人ファイターのデビュー戦は注目度が高まっている。米スポーツ専門局『ESPN』は「UFC310」の特別VTRを公式Xに配信した。文面には、「RIZINで2度の王座に輝いたカイ・アサクラが、メインイベントであるUFCフライ級王座決定戦でパントージャとUFCデビュー戦」と綴り、RIZINのリングで研鑽を積んだ朝倉のKO劇がギュッと凝縮されている。

 動画には朝倉の高速パンチラッシュ、戦慄の膝蹴りとともにRIZINで築き上げた輝かしい実績を紹介。また、デビュー戦を控えたインタビューも収録されており、「僕のゴールはもちろんUFCのチャンピオン。誰よりも叶えたい気持ちが強いから何をするべきか考えることができる」と、パントージャ戦に向けた意気込みを語っている。
 
 一方、挑戦を受ける王者も黙ってはいない。パントージャは朝倉の驚異的な打撃スキルに警戒を示しつつ、「試合がどんな展開になっても、主役は俺だ。UFC310でカイ・アサクラを必ずフィニッシュしたい」と豪語し、「ヤツの首を獲ってやる」と堂々のKO宣言。世界最高峰の舞台に君臨するフライ級王者のプライドを誇示した。

 下馬評ではパントージャの勝利を予想する声は圧倒的に多く、日本人ファイターの劣勢は否定できない。それでも朝倉は「パントージャよりも僕の方が一発で決める力を持っているので。もし彼が1回でもミスをしたら、一撃で仕留める自信がある」と話し、「今回初めて見るUFCのファンに瞬きをしないでほしい。衝撃のKOをする予定です」と不気味な笑みを浮かべる。

 日本人初のUFC王者が誕生するのか。日米の総合格闘界が注目する一戦のゴングはもう間近だ。

構成●THE DIGEST編集部

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