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バレーボール

石川祐希が欧州最高峰チャンピオンズリーグで躍動! 最多15得点でペルージャ快勝、今季公式戦でいまだ負け知らず

THE DIGEST編集部

2024.12.06

試合最多15得点を挙げた石川(14番)。チームの勝利に大きく貢献した。(C) European Volleyball Confederation

試合最多15得点を挙げた石川(14番)。チームの勝利に大きく貢献した。(C) European Volleyball Confederation

 現地12月4日、バレーボールの欧州クラブ王者を決定する2024-25シーズンCEVチャンピオンズリーグ(CL)で本戦4回戦グループステージの第3戦が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するシル シコマ モニーニ・ペルージャ(大会担当スポンサーをクラブ名に表記)は、トルコリーグのハルクバンク・アンカラとアウェーで対戦。セットカウント3-0(25-20、29-27、25-23)で勝利を収め、ファーストレグ3戦全勝で首位を堅守した。

【動画】石川祐希が強烈サーブ、豪快アタックで存在感!
 リーグ前節でモンツァに勝利し、最終戦を待たずに前半戦の首位を確定させたペルージャ。その試合後、本拠地のあるイタリア中部へ戻らず、翌日にミラノから空路で敵地アンカラへ移動した。

 先発は、イタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、オポジット(OP)チュニジア代表ワシム・ベンタラとリベロ(L)が元イタリア代表マッシモ・コラチ、ミドルブロッカー(MB)には、モンツァ戦で足首を負傷した同代表ロベルト・ルッソに代えてセバスティアン・ソレと、アグスティン・ロセルのアルゼンチンコンビ。アウトサイドヒッター(OH)は、ウクライナ代表オレフ・プロツニスキーと、途中出場したモンツァ戦で際立った活躍を見せた石川を起用した。

 ハルクバンクは現在トルコリーグで首位。昨季は、5シーズン遠ざかっていた同国王座を奪還(2019-20はコロナウィルス蔓延により途中閉幕)したが、オランダ代表の主将OPアブデル=アジズ・ ニミル(ウルフドッグス名古屋)やパリ大会で五輪連覇とMVP連続受賞を果たすことになるフランス代表OHイアルバン・ヌガペト(12月現在フランスリーグ在籍、年明けにトルコリーグへ復帰)らが退団し、顔ぶれが変わっている。

 CLは初戦黒星でグループ2位。プレーオフを回避して準々決勝への切符を手に入れるために、勝点を重ねたいはずだ。昨季も主力を担ったセッターの米国代表マイカ・マアと、兄ラグンジアがイタリアリーグで活躍中のトルコ代表OHミルツァ・ラグンジアらに新戦力のオランダ代表OHディック・コーイとチェコ共和国代表OPマレク・ソトラらを加えた布陣で臨んだ。
 
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