F1アブダビGPを前に現役F1ドライバーらが集まり、食事会が行なわれた。その様子がF1公式や各ドライバーのインスタグラムなどでアップされている中でランド・ノリス（マクラーレン）の投稿に注目が集まった。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F１ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介！ 　投稿された集合写真には計16人のドライバーが収められており、左端には角田裕毅（RB）の姿も。その隣には大の仲良しで、2021年、22年にアルファタウリ（現RB）でチームメイトだったピエール・ガスリー（アルピーヌ）がおり、ファンからは「やっぱりガスリーの横なのね」「この２人が隣同士なのほっこりする」などの声が寄せられていた。

　そしてノリスの投稿には集合写真とともに「2024年ディナー! そして、あなた達が考えている２人はできるだけ遠く離れて座っていました」と泣き顔と笑い顔の絵文字付きでコメントが添えられており、この文章が話題となったのだ。

　これはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）とジョージ・ラッセル（メルセデス）のことを指していると推察される。前戦カタールGP予選Q１でフェルスタッペンがラッセルのアタックを妨害したとしてグリッド降格ペナルティを受けた際に、ラッセルがスチュワードに「嘘」の主張をしたとし、フェルスタッペンは「（ラッセルへの）尊敬の念が完全に失せた」と発言。それに対してラッセルが「お前の頭を壁に叩きつけてやる」と脅されたと返すなど、両者の溝は深まっていた。

　そのような状況をいじったノリスの投稿にはファンからは様々な反応があった。

「今まで見た中で最高のキャプションだ」
「めちゃくちゃ煽ってて最高に面白いｗ」
「ランドは私達が知りたいことを教えてくれる」
「いつか仲直りしてくれることを信じたい...」

　両者とも親交があることで知られるノリスは、アブダビGP前のインタビューでフェルスタッペンとラッセルの騒動について問われた際に「仲直りしないと良いな。彼らが喧嘩したり言い争っているのは見ていて面白いから」とジョークで明るく返答。SNSの投稿もこの問題を深刻にさせないための、ノリスなりの優しさなのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】ノリスがシェアした現役F1ドライバー達の豪華集合写真