バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガは、レギュラーシーズン前半戦が終了。首位に立つシル スーザ ヴィム・ペルージャで確かな活躍を続ける日本代表のアウトサイドヒッター(OH)石川祐希に、最終節後のコート上で話を聞いた。
前半戦最後の対戦相手は、優勝候補の一角ピアチェンツァ。2セットを先取したペルージャは巻き返しを許してフルセットへ持ち込まれるも、タイブレーク後半を1失点で圧倒して破竹の11連勝を飾る。激闘の大詰めに、ブロックとバックアタックの連続得点でマッチポイントを呼び込んだのは石川だった。
「お疲れ様です。厳しい試合でしたね」
「そうですね。第2セットはリードしてもなんか最後に追いつかれてしまって、相手のミスでセットは取りましたけど、あまりいい雰囲気ではなかったので、監督からも2セット目の途中ぐらいから、『いつ出てもいいように準備しておけ』と言われていました」
たしかに1回目のタイムアウトの後、アンジェロ・ロレンツェッティ監督になにか声をかけられていたのが、記者席からも見て取れた。
石川は第3セット、6-10と劣勢の中で途中出場。エースとバックローからの攻撃で2度にわたり2点差まで詰め寄ったが、チームはサーブで相手の守備を崩した後の好機を3度逃してリズムに乗り損ね、第5セットで勝敗を争うことに。
「3セット目に出て、しっかり流れを掴んだと思ったんですけど、ブレイクの場面でクイックのミスが出てしまって、その流れが切れてしまった。僕はサーブで流れを呼び込めたと思っているので、そこは良かった点ですが、途中スパイクミスがちょっと目立ってしまったところは、今日の反省点です」
少し前まで課題だったサーブは、前節のモンツァ戦で決勝点を挙げたエースの後、先発出場したCEVチャンピオンズリーグ(ハルクバンク戦)で6連続ブレイクを呼び込むなど調子が急上昇。この日も、エース1本を含むキレのある打球で相手のレセプションを崩し、エラーはわずか1本のみに抑えた。短期間での課題克服に向けて、なにか特別な取り組みがあったのか。
「それはないです。普通に練習して、まあ何ていうか感覚みたいなものがしっかりと掴めてきたので。良い感じが続いているので途切れないようにしたいなと思っています」
ペルージャでの起用は、先発や試合途中から出て最後まで任されるケース、時には短時間のプレーに留まることもあり、フル出場が常であったミラノ時代とは大きく異なる。コンディション調整に難しさはないのだろうか。
「いやぁ、それほど(難しさは)感じていないかなぁ。とにかく出た時にしっかりとパフォーマンスを出すことしか考えていないので。いつ呼ばれるか分からないですし、出た時にきっちり活躍できるようなアップというか準備はベンチでしています。まあ、(途中起用であっても自分にとって)そんなに変化はないかなぁ。前回もそうでしたけど、今日も交代で出場した後は最後までコートに立つことができたので、そこは良かったと思います」
前半戦最後の対戦相手は、優勝候補の一角ピアチェンツァ。2セットを先取したペルージャは巻き返しを許してフルセットへ持ち込まれるも、タイブレーク後半を1失点で圧倒して破竹の11連勝を飾る。激闘の大詰めに、ブロックとバックアタックの連続得点でマッチポイントを呼び込んだのは石川だった。
「お疲れ様です。厳しい試合でしたね」
「そうですね。第2セットはリードしてもなんか最後に追いつかれてしまって、相手のミスでセットは取りましたけど、あまりいい雰囲気ではなかったので、監督からも2セット目の途中ぐらいから、『いつ出てもいいように準備しておけ』と言われていました」
たしかに1回目のタイムアウトの後、アンジェロ・ロレンツェッティ監督になにか声をかけられていたのが、記者席からも見て取れた。
石川は第3セット、6-10と劣勢の中で途中出場。エースとバックローからの攻撃で2度にわたり2点差まで詰め寄ったが、チームはサーブで相手の守備を崩した後の好機を3度逃してリズムに乗り損ね、第5セットで勝敗を争うことに。
「3セット目に出て、しっかり流れを掴んだと思ったんですけど、ブレイクの場面でクイックのミスが出てしまって、その流れが切れてしまった。僕はサーブで流れを呼び込めたと思っているので、そこは良かった点ですが、途中スパイクミスがちょっと目立ってしまったところは、今日の反省点です」
少し前まで課題だったサーブは、前節のモンツァ戦で決勝点を挙げたエースの後、先発出場したCEVチャンピオンズリーグ(ハルクバンク戦)で6連続ブレイクを呼び込むなど調子が急上昇。この日も、エース1本を含むキレのある打球で相手のレセプションを崩し、エラーはわずか1本のみに抑えた。短期間での課題克服に向けて、なにか特別な取り組みがあったのか。
「それはないです。普通に練習して、まあ何ていうか感覚みたいなものがしっかりと掴めてきたので。良い感じが続いているので途切れないようにしたいなと思っています」
ペルージャでの起用は、先発や試合途中から出て最後まで任されるケース、時には短時間のプレーに留まることもあり、フル出場が常であったミラノ時代とは大きく異なる。コンディション調整に難しさはないのだろうか。
「いやぁ、それほど(難しさは)感じていないかなぁ。とにかく出た時にしっかりとパフォーマンスを出すことしか考えていないので。いつ呼ばれるか分からないですし、出た時にきっちり活躍できるようなアップというか準備はベンチでしています。まあ、(途中起用であっても自分にとって)そんなに変化はないかなぁ。前回もそうでしたけど、今日も交代で出場した後は最後までコートに立つことができたので、そこは良かったと思います」




