まさかの事態だ。
12月22日に中山競馬場で行なわれる「第69回有馬記念(GⅠ・芝2500m)」に出走予定だったドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が20日、同レースの出走を取り消すことが分かった。日本中央競馬会(JRA)は午後3時にホームページを更新し、主役の取り消しを発表。SNS上では競馬ファンを中心に悲嘆に暮れる声が溢れている。
衝撃的な幕切れだ。ドウデュースは中山への輸送を翌日に控えたこの日、栗東のCWコースで最終調整をしていた。ところが歩様に乱れがあり、友道調教師をはじめ関係者が協議の結果、取消の判断が下った。JRAの発表によると、右前肢跛行のためとのことだ。
有馬記念を最後に現役を引退することが発表されていたドウデュースだが、このままターフを去り、来年からは社台スタリオンステーションで種牡馬となる。なお、レース後に予定されていた同馬の引退式は中止が決定した。
ドウデュースは今秋、天皇賞とジャパンカップの2つのGⅠを連勝。武豊騎手とのコンビで有馬記念の連覇、そして史上3頭目の秋古馬三冠達成での有終の美を目指していた。ファン投票では歴代最多47万8415票を獲得し、1番人気が予想されていたが、厩舎関係者にとっては断腸の思いだろう。
JRAの発表直後、ネットを中心に「ドウデュース」「取り消し」などが即座にトレンド入り。引退レース目前での電撃発表に、「え!? 待って嘘でしょ!ウソだと言ってくれ...」「マジか...残念」「はっ!?」「最後に走らせてあげたかった」「怪我ばかりは仕方ない」「ちょって待って。。 涙出るて」などなど、ファンの驚きと悲痛、落胆のコメントが今なお飛び交っている。
構成●THE DIGEST編集部
ディープインパクト産駒が積み上げてきた偉大な最長記録「13」。ラストチャンスを阻む最大の敵は、父の背中を唯一知る武豊【有馬記念】
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史上稀にみる"超スロー"ペースでの決着。日本の総大将ドウデュースが異次元の末脚を炸裂【ジャパンカップ】
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衝撃的な幕切れだ。ドウデュースは中山への輸送を翌日に控えたこの日、栗東のCWコースで最終調整をしていた。ところが歩様に乱れがあり、友道調教師をはじめ関係者が協議の結果、取消の判断が下った。JRAの発表によると、右前肢跛行のためとのことだ。
有馬記念を最後に現役を引退することが発表されていたドウデュースだが、このままターフを去り、来年からは社台スタリオンステーションで種牡馬となる。なお、レース後に予定されていた同馬の引退式は中止が決定した。
ドウデュースは今秋、天皇賞とジャパンカップの2つのGⅠを連勝。武豊騎手とのコンビで有馬記念の連覇、そして史上3頭目の秋古馬三冠達成での有終の美を目指していた。ファン投票では歴代最多47万8415票を獲得し、1番人気が予想されていたが、厩舎関係者にとっては断腸の思いだろう。
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