専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

25年“ファイター・オブ・ザ・イヤー”は誰? 米専門サイト寄稿者3人が井上尚弥を本命視「彼に勝つ現実的な相手がいない」「安全な賭けだ」

THE DIGEST編集部

2025.01.05

識者から25年の“ファイター・オブ・ザ・イヤー”候補に挙げられた井上。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

識者から25年の“ファイター・オブ・ザ・イヤー”候補に挙げられた井上。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 今年も“モンスター”への期待は大きい。

 現地1月4日、米ボクシング専門サイト『BoxingScene』は、「誰が2025年のファイターになるのか?」との見出しで記事を掲載し、同サイトに寄稿する識者8人が年末の“ファイター・オブ・ザ・イヤー”を予想した。24年に世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が獲得している同アワード、はたして今年は誰がその座に輝くのだろうか?

 記事内で9人中3人から名前が挙がったのは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)だ。1月24日に東京・有明ドームでWBO・IBF同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦を控えており、トップランク社のボブ・アラム氏によれば、5~6月には、米ネバダ州ラスベガスでWBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)との対決が有力とされている。

【RIZIN 画像】さいたまスーパーアリーナを華やかに彩ったRIZINガールを特集!
 
 記事内でデクラン・ウォリントン氏は、「絶頂期の彼が25年に3試合を戦う見込みだ」と前置きしたうえで、「彼に勝つ現実的な対戦相手がいない」と分析。「つまり彼がまた3度のKO勝利を収め、そのたびに彼がいかに洗練されており、危険で、無慈悲なファイターなのかを、世界に思い知らすことになるだろう」と予測を記した。

 また、エリック・ラスキン氏は、「25年に3試合、ひょっとすれば4試合を戦う準備が整っている。そしてその全てに勝つだろう。だから彼は、安全な賭けだ」と記述。さらにマット・クリスティ氏は、「ナオヤ・イノウエが疑いようのないクオリティーの4勝で、殿堂入りの資格を確実なものにしそうだ」と綴っており、やはり今年も注目度が高い。

 なお今回の記事内では、井上のほかにシャクール・スティーブンソン(米国)、ジェシー・ロドリゲス(米国)、デビッド・ベナビデス(米国)、ダニエル・デュボア(英国)、アルツール・ベテルビエフ(ロシア/カナダ)、ドミトリー・ビボル(ロシア)といった名前が25年“ファイター・オブ・ザ・イヤー”の候補に挙がっている。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「プラスでしかない」防衛戦が来年1.24に延期になった井上尚弥が“鋼の肉体”あらわの最新ショット公開。「最高の試合」を約束

【記事】「なぜ俺から逃げる?」WBA暫定王者アフマダリエフが挑発メッセージ 井上尚弥は鮮やかに一蹴「必要性がゼロだろ、、、」

【記事】井上尚弥の4団体王座が“剝奪”危機に直面。米専門メディアが指摘「アフマダリエフ陣営との交渉を命じられるだろう」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号