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ローソンが代役参戦からリザーブに戻った約1年間の苦悩を明かす「一歩下がって見ていると...それは本当に大変だった」

THE DIGEST編集部

2025.01.08

角田(中央)とリカルド(右)への思いを語ったローソン(左)。(C) Getty Images

角田(中央)とリカルド(右)への思いを語ったローソン(左)。(C) Getty Images

 今シーズン途中からVCARBのドライバーとしてF1に参戦したリアム・ローソンは今季角田裕毅やダニエル・リカルドのリザーブとして過ごしていた時期の心境を語った。

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 オーストラリアの専門メディア『speedcafe.』は現地1月7日、ローソンのコメントを紹介。昨季リカルドの代役で5レースに出場した後に約1年の間、再びリザーブドライバーに戻った時期の苦悩を明かした。

 2022年からレッドブルとVCARB(当時アルファタウリ)のテスト/リザーブドライバーを務めていたローソン。「F1ドライバーになるのがどんな感じか、いつも想像していた。リザーブドライバーのポジションは常に厳しかったが、F1がどんなものか知らなかったから、そんなにタフではなかった」と当時を振り返った。

 そして「ザントフォールトでレースをする機会を得て、5レースに出場したんだけど、一歩下がって見ていると...それは本当に大変だった」と吐露。「私はそれがどんなものかは知ってしまった。そこにいてそれをやったことがあり、それがどのようなものかを経験していた。正直なところ、ドライバーとしてあれを見るのは大変だった。あのチャンスが再び得られるかどうかも分からなかったんだ」と一度F1の舞台を経験したからこその苦しみを味わったという。

 来季からVCARBを超えてレッドブルから参戦することが決まっているローソン。「僕は6年前からレッドブルジュニアとしてファクトリーに来て、トロフィーを見たり、チームと一緒に働いたり、常にこのチームのメインドライバーになるのがどんなものか想像していたんだ。とてもシュールだよ。正直なところ、今考えてみると、明らかにまだ実感が湧いていない。とにかくワクワクしている」と意気込んだ。

 今季苦しい時期を過ごしながらも、トップチームでのチャンスをつかんだローソン。世界最高の舞台で活躍を続けることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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