卓球

「一躍有名になった」松島輝空・張本美和組の“10代コンビ”に中国メディアも危機感! ポテンシャルを高評価「どちらもロス五輪主力メンバーを狙える」

THE DIGEST編集部

2025.01.14

国際舞台で初優勝を飾った張本(左)と松島(右)の混合ダブルスペア。(C) Getty Images

 日本の若きダブルスペアが大きな注目を集めている。

【動画】WTTコンテンダードーハで優勝を飾った松島・張本組、決勝戦ハイライト
 カタール・ドーハで開催された卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」では最終日の混合ダブルス決勝で、日本の松島輝空・張本美和組が中国の黄友政・石洵瑶組を3-2で破り優勝を飾った。17歳の松島、16歳の張本の2人によるペアは予選から3回戦まではストレート勝ちを収め、準決勝、決勝は接戦をものにして、大会の頂点を掴んでいる。
 
 国際舞台で結果を残した「10代コンビ」への注目度は高まり続けており、中国メディア『捜狐』では、今大会での優勝を伝えるとともに、両選手のポテンシャルに対する賛辞も綴っている。

 1月13日、同メディアは「松島輝空/張本美和は、新年のタイトルを獲得して一躍有名になった」と報じるとともに、それぞれの経歴に言及する。すでに五輪など大舞台を経験している張本については、「混合ダブルスや女子ダブルスでの能力は非常に高い」と評価。続けて、「これまで戸上隼輔とペアを組み、王楚欽/孫穎莎ペアを破った実績がある。また、木原美悠とのペアでは孫穎莎/王曼昱ペアにも勝利している」と各パートナーとの戦績を振り返っている。

 その上で今回の結果を踏まえ、「2008年生まれの彼女と2007年生まれの松島輝空がペアを組むことこそ、日本卓球チームの今後に向けた選手層の強化として、より有益と言えるだろう」と分析する。

 また、松島輝空にも同メディアは、「張本美和ほどの目立った結果はないものの、日本男子チームで重要な役割を担いつつある」と称えながら、「今回のWTTドーハスターコンテンダー大会では中国の新星・向鵬にも勝利している。順調に成長を続ければ、ロス五輪出場の可能性は高いと言える。今後の展開を注視していきたい」と展望。

 さらに、「シングルスの実力に関しては、松島輝空も張本美和もどちらもロサンゼルス五輪の主力メンバー入りを狙える力を持っている。特に張本美和は言うまでもなく、早田ひなが体調不良、平野美宇が不調の中、日本女子チームの事実上のエースとなり、中国の主力選手を何度も破っている」として、それぞれの将来を見通し、実力を評している。

 松島輝空と張本美和の快進撃は、大きなインパクトを残した。日本卓球界の新たな希望となる2人のさらなる飛躍に期待が集まる。

構成●THE DIGEST編集部
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