１月20日、パリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和がサンリオとスポンサー契約を結んだと発表した。2028年ロス五輪に向けて、将来のエース候補は強力なサポートを得た。

　張本は昨年16歳で初のオリンピックに出場して団体戦の主軸を担い、決勝では中国と激突した。惜しくも敗れたが、10月のアジア選手権女子団体では世界ランク１位に君臨する最強女王・孫穎莎（中国）から大金星を挙げるリベンジを果たし、50年ぶりとなる金メダル獲得に貢献。加速度的な成長を遂げている。

　そんなスーパー女子高生が人気キャラクター「ハローキティ」でお馴染みのサンリオとタッグを組んだ。同社はさまざまな分野で輝こうとしている次世代の才能を支援するプロジェクトを行なっており、スポーツ支援活動として競技団体や夢に向かって頑張るアスリートを応援している。

　張本について同社は、「弱冠16歳ながら世界の強豪と立ち向かう未来を担う将来世代であることから、このたびスポンサー契約を締結しました」と報告。パリ五輪で日の丸を背負って戦う張本の姿に深く感動し、今回の契約締結に至った。「張本選手のような将来を担うアスリートのスポンサーとして、次世代の未来に貢献できることを大変嬉しく思います」とコメントしている。
  　一方の張本も、「新たにサンリオさんにサポートいただけることをとても嬉しく思っています」と喜びを綴りながら、「サンリオといえば、やはり『ハローキティ』が最も馴染み深いキャラクターですが、私の推しは『クロミ』です。サンリオのキャラクターに負けないように、世界で愛される選手を目指し、皆さまに笑顔を届けていきたいです」と抱負を述べた。

　サンリオ公式SNSにも張本とのスポンサー契約締結の知らせが投稿された。ユニホームにはキティがあしらわれ、彼女の推しキャラクターである「クロミ」を抱えた写真が公開されると、「かわいいね」「クロ美和」「サンリオとの契約は、美和ちゃんにお似合い」「イメージがピッタリ」などとコメントが寄せられており、今回の契約に好感を持ったファンも多いようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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