“モンスター”を相手に見せたジェスチャーが欧州でも話題となっている。
1月24日に東京・有明アリーナで行なわれたプロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦は、王者・井上尚弥がWBO同級11位キム・イェジュンに4回KO勝ちし、3度目の4団体統一王座の防衛を果たした。
【動画】「来いよ、来いよ!」煽る挑戦者に井上尚弥が強烈なワンツー KOラウンドとなった4回、挑戦者は井上のパンチを食らった際、「もっと来い!」と挑発。しかし、3度にわたる挑発は、井上に右ストレートを見舞われてのノックダウンという結果に終わっている。 試合後、キム・イェジュンは井上が近づいた時にカウンターを狙っていたと明かしたものの、井上の豪打は「研究していたよりも速くて強かった」と認めた。この両者のパフォーマンスについては、欧州メディアでも取り上げられた。
イタリア・メディア『fanpage』は、キム・イェジュンの行為を「ロッキーを真似ようとして、破壊的なパンチで即KO」と題した記事で紹介。パンチが効いていないと見せるジェスチャーが、映画「ロッキー」を想起させたとしつつ、「ただ、あれは映画であり、フィクションだ」と一刀両断。
「現実にはとてつもなく痛く、一瞬で光が消えることもある」
「キムは自分がロッキーになったように感じたかったのだろうが、最悪の結果となった。挑発行為後にとんでもないイノウエの右ストレートが続き、向こう見ずな挑戦者はイモ袋のように倒された」
同メディアはキムのジェスチャーと井上のKOシーンについて、「4ラウンド途中だった。日本人王者がひとつは顔面、もうひとつはボディと、2発の左でキムを大きな苦境に追いやったかに思われた。ところがその瞬間、キムはグローブで挑発行為をし、まったく別のメッセージをイノウエに送ろうとしたのだ」と伝えている。
「一瞬だった。日本人は左右の破壊的なコンビネーションを彼に見舞った。そして特に最後のストレートの一発がキムの顔面を捉え、彼は崩れ落ち、再び立ち上がるチャンスはまったくなかった」
『fanpage』は井上の輝かしい戦歴に敬意を表し、「現ボクシング界で世界最高のひとり」と評した。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「余計なことしたな!」井上尚弥を挑発→衝撃KO負けの挑戦者に元世界王者3人が苦言「怒らせちゃったね」「来い、来いなんてやるからだよ」
なぜ井上尚弥を〝挑発〟してしまったのか。キム・イェジュンが怪物の餌食となった3度の『来い!』の真意「井上選手が私の方に近づいて...」
「えっ、いたの!?」井上尚弥の防衛戦を現地観戦した“意外な超人気女優”にネット騒然「オーラ消してた」「たしかに気づかない」
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「現実にはとてつもなく痛く、一瞬で光が消えることもある」
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構成●THE DIGEST編集部
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