１月26日、東京体育館で卓球・全日本選手権の女子シングルス決勝が行なわれ、早田ひなが張本美和を4-0（11-3、11-6、13-11、11-6）のストレートで撃破。２年連続の同一カードとなった一戦をモノにし、史上６人目となる大会３連覇を達成した。
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　早田は試合後に公式インスタグラムを更新。「全日本選手権女子シングルス３連覇を達成することが出来ました」と書き出すと、パリ五輪で負った左腕の怪我に苦しんできたことを告白。「怪我をしてから卓球が出来ない日々が続き、このまま選手生命を終えるんじゃないかという不安もある中、身近にいる沢山の方が毎日寄り添い支え続けてくれました。ここに戻ってくるまでサポートしてくださった皆さん本当にありがとうございました」と感謝の意を述べた。

　そのうえで、「大会が始まる前は今までのような自信はなく試合が始まっても1試合1試合を乗り越えていくことに精一杯でした」と葛藤があったことを明かし、「この全日本の舞台に立ち沢山の選手と試合が出来た事で見失っていた感覚を取り戻す事が出来、毎日違う感覚の自分としっかり向き合う事で優勝することができたと思います。あの時諦めなくてよかった、今はそう思えます」と力を込めた。
  　そして最後に「まだ完治したわけではないのでここからも苦しい時期は続くと思いますが、自分のペースで自分自身とより向き合って答えのない世界を歩き続けたいと思います」と続け、「ファンの皆さん、いつも温かい応援とメッセージをありがとうございます。皆さんのおかげで私は前を向く事が出来ました。引き続きseason2の早田ひなの応援宜しくお願いいたします」と決意を新たにし、前を見据えた。

構成●THE DIGEST編集部

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