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モータースポーツ

角田裕毅の〝アストン入り〟に追い風か 新加入ニューウェイ氏が「アロンソは年を取りすぎており、ランスも十分ではないと考えている」と英報道

THE DIGEST編集部

2025.01.27

アロンソ(左端)とランス・ストロール(右端)のラインアップを不十分だと考えていると報じられたニューウェイ氏(中央左)。(C) Getty Images

アロンソ(左端)とランス・ストロール(右端)のラインアップを不十分だと考えていると報じられたニューウェイ氏(中央左)。(C) Getty Images

 F1アストンマーティンの2024年シーズンは、4位メルセデスの468ポイントに対しわずか94ポイントと4強の大きな壁に阻まれた苦しい1年となった。戴冠に向けて新ファクトリーの建設や2026年からのホンダPUの使用開始など着々とピースを当てはめている中、現在スポットライトが当たっているのがドライバー・ラインアップだ。

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 現在トラック上に存在するタイトルウィナー3人のうちのひとりであるフェルナンド・アロンソは、チーム加入初年度の2023年に開幕6戦で5度表彰台に立ちランキング4位でシーズンを終え、“勝てるマシン”であれば結果を残せることを証明。昨季のチーム代表マイク・クラック氏は「アストンマーティンをチャンピオン候補に成長させることに全力を注いでいる」(同)とチームへの貢献ぶりを称賛している。

 一方で現在43歳のアロンソは年齢的な疑念がぬぐい切れないのも事実だ。2026年末まで契約が決まっており、「これから何年もの間、アストンとのつながりを保つことになるだろう。モチベーションは非常に高い」(F1公式サイト)と自らもチームへの忠誠を語っているものの、この先のチーム内での役割はドライビングに限定されない可能性もある。

 そして、英紙『Daily Mail』はチーム内にもラインアップに疑問を持っている人物がいると報じた。その人物とは史上最高デザイナーとの呼び声高いエイドリアン・ニューウェイ氏。「エイドリアンは、アロンソが43歳で年を取りすぎており、ランス・ストロールも(チャンピオンシップを争うに)十分なドライバーではないと考えている」と情報筋からの発言を紹介し、チームはドライバーズタイトル4連覇のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の引き抜きを画策しているとした。

 チャンピオン獲得に向けて“勝てるマシン”を用意することが求められているニューウェイ氏すらも両ドライバーを“不十分”だと考えており、チームがラインアップを見直す必要に迫られているのであれば、フェルスタッペンはもちろん、ホンダPUでの経験が豊富な角田裕毅(レーシングブルズ)の起用も検討する価値は出てきそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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