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「目に入ってくる」豊昇龍の“横綱昇進”に大関・大の里が言及。親方は稽古不足を指摘「大阪へリセットしていきたい」【大相撲】

THE DIGEST編集部

2025.01.30

石川県出身の大関・大の里。昨年は2度の優勝を経験した。写真:鈴木颯太朗

 2024年度のプロスポーツ界で最も活躍した選手や団体を表彰する「第54回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞授与式典」が1月29日に行なわれ、大関・大の里(二所ノ関)が新人賞を受賞した。
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 昨年9月に初土俵から所要9場所での昭和以降最速となる大関昇進を果たした大の里。異例の出世を成し遂げた24歳は、「このような賞をいただけて本当に嬉しい。自分の想像しなかった一年を過ごすことができた」と振り返り、喜びをかみしめた。
 
 この日は、初場所で優勝した豊昇龍の横綱昇進が正式決定。大の里は「やっぱりたくさんニュースが出ているし、目に入ってくる」と悔しさをにじませる。それでも、「焦ることなく自分のペースでしっかりと稽古を積んで頑張りたい」と気丈に前を向いた。

 今場所は10勝5敗で2桁勝利を挙げたものの、優勝争いから脱落。大の里は「自分なりに準備してきたが、色々なことを考えすぎてしまった」と反省の弁を口にする。師匠(元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方)からは「『とにかく稽古不足』と言われた」と明かし、3月の春場所に向けて「もう一度、大阪へリセットしていきたい」と気合いを入れ直した。

構成●THE DIGEST編集部

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