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「叔父は破天荒な性格で知られた」4年ぶり誕生の新横綱・豊昇龍に英BBCも興味津々 奉納土俵入りを特集「3500人のファンが儀式の様子を見守った」

THE DIGEST編集部

2025.02.01

来年10月にはロンドンでの大相撲公演が開催。イギリスでも新横綱誕生のニュースは注目されている。写真:産経新聞社

来年10月にはロンドンでの大相撲公演が開催。イギリスでも新横綱誕生のニュースは注目されている。写真:産経新聞社

 大相撲初場所で2度目の優勝を飾り、横綱昇進を果たした豊昇龍(立浪)が1月31日、明治神宮で奉納土俵入りを行なった。この日、豊昇龍は太刀持ちに平戸海(鏡川)、露払いには同じ部屋の兄弟子にあたる明生を従え、雲竜型を披露。観覧に訪れた多くのファンの視線を受けながら、第74代横綱としての堂々たる土俵入りをみせていた。

【動画】「これ、取りにくいよ」大関→横綱へ…豊昇龍が自ら木札を移動したシーン
 相撲界で4年ぶりとなる新横綱誕生の話題は海外でも報じられている。イギリス公共放送局『BBC』が豊昇龍の土俵入りの様子を、以下のようにレポートした。

「東京の明治神宮には約3500人のファンが詰めかけ、25歳の新横綱が儀式を行なう様子を見守った。彼は横綱の象徴である白い綱を授けられ、それを締めて土俵入りを披露した。手を打ち、足を踏み鳴らし、深く腰を落とす所作を行なうと、観衆から大きな拍手が送られた」

 さらに、今回のレポートでは豊昇龍の叔父である元横綱・朝青龍についても触れており、「叔父は破天荒な性格で知られた」などと紹介。その上で、「朝青龍の昇進儀式からちょうど22年後となるこの日、豊昇龍は『横綱としての自覚を持ち、しっかり努めていきたい』と語った」として、新横綱が語った意気込みの言葉も綴っている。

 また同メディアは、「横綱になるには、競技面で優れた成績を収めるだけでなく、品格を備えていることが求められ、審議委員会の承認を得る必要がある」として、番付最高位について説明。他にも、「横綱は他の力士と異なり降格の概念がなく、力が衰えれば引退するしかない」と指摘する。

 他にも、横綱という地位についてさらに掘り下げており、「過去25年間、モンゴル勢が相撲界を席巻してきた。2000年以降、横綱に昇進した7人のうち6人がモンゴル出身で、日本出身の横綱は稀勢の里ただひとり。その稀勢の里も横綱としての在位期間は2年に満たなかった」と振り返る。

 加えて同メディアは、「横綱は同時に複数存在することもあるが、直前まで唯一の横綱だった照ノ富士が今月引退を発表したことで、豊昇龍が現時点でただひとりの横綱となる。30年以上ぶりの横綱不在という状態を回避する形となった」として、初場所を終えた時点での現状も伝えている。

 2021年名古屋場所後の照ノ富士以来となる、横綱昇進となった豊昇龍。海外からも大きな関心が寄せられる中、責任と期待を背負う大相撲の象徴としての日々がいよいよ幕を開けた。

構成●THE DIGEST編集部
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