日本が世界に誇るモンスターの価値が、あらためて脚光を浴びている。
現地2月1日にプロボクシングのWBC世界フェザー級王座戦が米ラスベガスで行なわれ、同級2位のスティーブン・フルトンが王者のブランドン・フィゲロア(ともに米国)に判定勝ちを収め、世界王座に就いた。フルトンの再戴冠について米メディアの間では、約1年半前に井上尚弥と拳を交わした激闘がクローズアップされている。
2023年7月25日に当時WBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者だったフルトンは井上の挑戦を受けた。世紀の一戦は井上が8回TKOで勝利。左ボディからの右ストレートをクールボーイ(フルトンの愛称)の顔面にヒットさせ、怒涛のラッシュで井上が最初のダウンを奪った。一度は立ち上がったフルトンだったが、コーナーに追い詰められて井上の猛打を浴びると、耐え切れず再びマットに沈んだ。
フルトンは今回、階級をフェザーに上げたうえの再起戦で見事王者に返り咲いた。この結果を受け、米ボクシング記者のケビン・イオレ氏は自身のXを更新し、「フルトンは素晴らしい闘いを見せたが、この試合を見ると、ナオヤ・イノウエがいかに驚異的なボクサーであったのかを思い出す」と振り返った。優れたボクシング記者に贈られる『ナット・フライシャー賞』を受賞した敏腕記者でさえ、フルトンを強烈なラッシュでKO葬した日本人ボクサーの強さが脳裏に刻まれていた。
同じく米メディア『Source of Boxing』も、井上とフルトンの一戦を回顧している。当時の両者の写真を公式Xに添え、「スティーブン・フルトンがブランドン・フィゲロアから勝利を挙げたことで、ナオヤ・イノウエの真の実力は証明されただろうか?」とフォロワーに投げかけた。
井上がフルトンに圧勝していたことを引き合いに、再び脚光を浴びる形となった日米のビッグマッチ。井上は現在、世界スーパーバンタム級4団体統一王者として通算戦績を29勝(26KO)まで伸ばし、いまだ無敗をキープ。先月24日の興行では代役挑戦者であるキム・イェジュン(韓国)を4回KO勝利で下し、3度目の王座防衛を果たした。
25年の防衛ロードは米ラスベガス、サウジアラビアなど海外再進出をすでに表明している井上だが、フェザー級転向を近い将来視野に入れている。進化し続ける無敵のモンスターには、世界のボクシング関係者から熱い視線が尽きることはない。
構成●THE DIGEST編集部
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フルトンは今回、階級をフェザーに上げたうえの再起戦で見事王者に返り咲いた。この結果を受け、米ボクシング記者のケビン・イオレ氏は自身のXを更新し、「フルトンは素晴らしい闘いを見せたが、この試合を見ると、ナオヤ・イノウエがいかに驚異的なボクサーであったのかを思い出す」と振り返った。優れたボクシング記者に贈られる『ナット・フライシャー賞』を受賞した敏腕記者でさえ、フルトンを強烈なラッシュでKO葬した日本人ボクサーの強さが脳裏に刻まれていた。
同じく米メディア『Source of Boxing』も、井上とフルトンの一戦を回顧している。当時の両者の写真を公式Xに添え、「スティーブン・フルトンがブランドン・フィゲロアから勝利を挙げたことで、ナオヤ・イノウエの真の実力は証明されただろうか?」とフォロワーに投げかけた。
井上がフルトンに圧勝していたことを引き合いに、再び脚光を浴びる形となった日米のビッグマッチ。井上は現在、世界スーパーバンタム級4団体統一王者として通算戦績を29勝(26KO)まで伸ばし、いまだ無敗をキープ。先月24日の興行では代役挑戦者であるキム・イェジュン(韓国)を4回KO勝利で下し、3度目の王座防衛を果たした。
25年の防衛ロードは米ラスベガス、サウジアラビアなど海外再進出をすでに表明している井上だが、フェザー級転向を近い将来視野に入れている。進化し続ける無敵のモンスターには、世界のボクシング関係者から熱い視線が尽きることはない。
構成●THE DIGEST編集部
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