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【F1】レッドブル、ホーナー代表が「良い冬を過ごせた」とマシンの改善に自信「来週には問題に対処できたか明らかになるだろう」

THE DIGEST編集部

2025.02.22

今季のマシンについてコメントしたホーナー氏。(C)Getty Images

今季のマシンについてコメントしたホーナー氏。(C)Getty Images

 F1レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は現地2月19日、ロンドンで開催されたローンチイベント「F1 75」でメディアの取材に対応。昨季のマシンの戦闘力不足を振り返りながら、今季のマシン「RB21」に対してコメントした。

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 昨年5月マイアミGPの週末で、レッドブルは当時チーフ・テクニカルオフィサーだったエイドリアン・ニューウェイ氏の離脱を発表。時を同じくしてレッドブルマシンのバランスの問題が深刻化し、セルジオ・ペレスはもちろん、開幕10戦で7勝を収めていたマックス・フェルスタッペンでさえも6月のオーストリアGPから10戦連続で優勝を逃した。

 ドイツの専門メディア『Auto Motor und Sport』のインタビューに応じたニューウェイ氏は、昨季のレッドブルマシンの問題点は2023年シーズン終盤から判明していたものの、その時点ではライバルに対する優位性を持っていたため、「私は心配し始めていたが、チーム内の他の大半の人々はそれほど心配していないように見えた」と主張。後任の開発チームでは対処しきれなかった可能性があるとの考えを示した。

 この発言について尋ねられたホーナー氏は「そのようなコメントは見たことがない」と前置きしながら、「データなどを深く検証したところ、それらの問題は間違いなく2023年中から始まっていた」と英メディア『PlanetF1』を含むメディアの前で認めた。

 そして、「チームは冬の間、RB20のいくつかの欠点に取り組むために非常に懸命に取り組んできた。良い冬を過ごせたと思う」と課題解消に前向きな発言をしたホーナー氏。「来週(の撮影日)にはいくつかの問題に対処できたかいくらか明らかになるだろう。昨年の終盤に改善することができたが、さらに一歩前進できたかどうかを見ることになるだろう」と期待を込めた。

 圧倒的なシーズンを送った2022年、23年から一転、マシンの戦闘力でマクラーレン、フェラーリに次ぐ3番手、レースによってはメルセデスにも後れをとるなど苦戦が続いたレッドブル。コンストラクターズタイトル奪還のために、さらにはフェルスタッペン残留のためにも重要な1年となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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