専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

【F1】レーシングブルズは「シーズン序盤は厳しい展開になる」とメキース代表 一方で「進んでいる道が正しいという確信を持っている」と改善に自信

THE DIGEST編集部

2025.02.22

今季のマシンについてコメントしたメキース代表。(C)Getty Images

今季のマシンについてコメントしたメキース代表。(C)Getty Images

 F1レーシングブルズのローラン・メキース代表が今季のレッドブルとの部品共有やマシン開発について私見を述べたと現地2月21日、専門メディア『GPblog』が報じている。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅が乗りこなすレーシングカーの厳選ショット!
 メキース代表は昨季のマシンのパフォーマンスについて、「非常に良い瞬間があった一方で、難しいレースが続いた」と一貫性の問題に悩まされたと振り返った。また、オフの開発でその問題に完全に対処できた訳ではないようで、「まだ準備ができていないと思う。シーズン序盤は厳しい展開になると予想している」と見通した。一方で「進んでいる道が正しいという確信を持って、メンバーが同じ目標を向くことができている」と今後の改善に自信を見せた。

 レーシングブルズは昨季終盤のラスベガスGPでレッドブルのマシン「RB20」のリアサスペンションとギアボックスを導入。今季もこれらの部品を引き続き使うほか、同車のフロントサスペンションとシャークマウスサイドポッド、さらにそれらの変更に合わせたフロントウイングなどでマシンの戦闘力向上を図るという。

 これらの部品共有については一部から疑問の声が上がっているものの、先日レーシングブルズCEOのピーター・バイエル氏は両チームのマシンが全くの別物であると断言。メキース代表も同じ立場であるようで、「レッドブルとのシナジーという点では、(今季のレーシングブルズのマシン)VCARB02でも何も変わっていない。何度も述べてきたように、私たちはルールの範囲内で共有できるものを共有しようとしている」とあくまで規制の範囲内であることを強調した。

 シニアチームのレッドブルは昨季マシンの戦闘力不足に悩まされており、今季のパフォーマンスを疑問視する声も上がっている。そのような状況でそれらの部品を使うレーシングブルズが今季中盤勢をリードするほどの戦闘力を有しているのか、序盤戦から注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】角田裕毅がコンスト6位争いをする“大の仲良し”ガスリーとオーバーテイク合戦!

【動画】無線で不満を露わにする角田裕毅「なぜ急がされたのか意味が分からない」

【画像】スーパーカーがずらり! F1王者ハミルトンの超豪華カーコレクションを一挙に紹介!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号