スターダムは『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.』3.3東京・後楽園ホール大会を開催した。同団体は旗揚げ14周年記念大会となった2.3後楽園大会で女子団体では珍しい当日券なしの超満員札止めを記録。今大会では、2.24栃木・ライトキューブ宇都宮大会で電撃的に決まった上谷沙弥と中野たむの敗者スターダム退団マッチに加えて、上谷が出演したフジテレビ系列『千鳥の鬼レンチャン』効果もあって、２大会連続でチケットは完売。超満員札止めをマークした。メインでは上谷とたむが対戦したわけだが、スターダムの首脳陣はこのメインイベントのみ、YouTube無料配信を決断。これが功を奏して、SNSではスターダム関連のワードが軒並みトレンド入りをした。こうなるとスターダムの勢いは止まらない。
【動画】「負けたら即引退だ」上谷沙弥が中野たむに再戦を要求 メインでは悲壮感漂う表情で入場したたむに対して、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者という団体最高峰のタイトルを持っている上谷は余裕の表情を見せていた。上谷には悪のユニットH.A.T.E.の面々が、たむにはアイドルユニット、コズミックエンジェルズの面々がセコンドに付くというユニットとしても総力戦の様相だったが、H.A.T.E.はこういう試合に慣れているとあって、介入三昧。闇落ちしてからもあまり凶器を使って来なかった上谷もイス攻撃でたむをチェーンで締め上げたり、脳天を殴打するなど、やりたい放題。最後は旋回式スタークラッシャーからカミゴェ式ビッグブーツが決まりカウント3。たむのスターダム退団が決まりかけたが…。
試合後、上谷が引き上げるたむに対して「おい！中野たむ！…本当にこれで終わりか？」と投げかけると、場内からはたむコールが発生。泣きながらたむは「こんなんで納得できるわけねえだろ！ 上谷、あんたはこんなんで本当に満足なのかよ？」と叫ぶと、上谷は「惨めだな！ お前さ本当に退団するつもりだったの？ こんな哀れなやつ見たことない。私はまだやり足りないけどなー。じゃあ最後にひとつだけチャンスをやろうか？次は何を賭ける？」と再戦を提案。するとたむは「もうどうなってもいい。すべて失ってもいい。あんたを倒すチャンスが得られるなら、全部捧げてもいい」と言うと、上谷は「じゃあ、この世界から消えるってこと？」とたむの覚悟を確認。たむは「引退を賭ける」と進退を口にすると上谷は「ホントにこいつおもしれえな！お前が引退を賭けるなら、私だって引退を賭ける。そして、赤いベルトも。場所はもちろん4.27横浜アリーナ。泣いても笑ってもこれが最後。負けたら即引退。ラストダンスだ！」と衝撃発言。今度は団体退団だけでなく、負けたら即引退スペシャルとなってしまった。
２年前の横浜アリーナ大会ではメインで赤いベルトのチャンピオンだったジュリア（現WWE）を破ったたむだが、今回は悪夢の夜になってしまうかもしれない。
◆スターダム◆
『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.』
2025年3月3日
東京・後楽園ホール
観衆 1635人（超満員札止め）
▼敗者スターダム退団マッチ（時間無制限1本勝負）
○上谷沙弥（25分39秒 片エビ固め）中野たむ●
※カミゴェ式ビッグブーツ
文⚫︎どら増田
【画像】岩谷麻優、上谷沙弥、中野たむ、スターライト・キッド…リングを華やかに彩るスターダム美女戦士の厳選フォトを一挙
【記事】スターダムが究極の敗者退団マッチ開催！ 退団するのは鬼レンチャン決勝進出の上谷沙弥か？ 功労者の中野たむか？
【記事】「あんた自身を賭けて闘え」スターダムのトップ選手同士が３月３日に"退団マッチ" あまりにも重い一戦の行方は？
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２年前の横浜アリーナ大会ではメインで赤いベルトのチャンピオンだったジュリア（現WWE）を破ったたむだが、今回は悪夢の夜になってしまうかもしれない。
◆スターダム◆
『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.』
2025年3月3日
東京・後楽園ホール
観衆 1635人（超満員札止め）
▼敗者スターダム退団マッチ（時間無制限1本勝負）
○上谷沙弥（25分39秒 片エビ固め）中野たむ●
※カミゴェ式ビッグブーツ
文⚫︎どら増田
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