来季のバレーボール女子日本代表監督に内定したフェルハト・アクバシュ氏が11日、オンラインで就任会見に臨んだ。

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　トルコ出身のアクバシュ氏は、2017年～18年に中田久美監督の下で女子日本代表のコーチを務め、17年のアジア選手権優勝に貢献。その後は女子クロアチア代表監督などを経て、現在はトルコの強豪クラブであるエジザジュバシュ・ダイナビットで指揮する。

　昨年の11月中旬に女子日本代表監督のオファーを受けたという同氏は、日本に戻ってくる理由について「（コーチ時代の）日本での２年間は非常に幸せだった。もう一度ハッピーな時間を経験したかった」と説明。また「欧州に戻って日本との関わりは終わったわけではないと思っていた」と深い結びつきを感じていた。
  　女子日本代表史上初の外国人監督で、任期は28年の代表活動終了まで。「日本は世界でも有数のバレーボール文化が根づいた国」と印象を語った同氏は、「日本の女子バレーボールを底上げしたい」と28年ロサンゼルス五輪出場を目指す。

　女子日本代表は21年東京五輪、24年パリ五輪と２大会連続で１次リーグ敗退。日本に必要なものを問われると、同氏は「世界のバレーボールはフィジカル的になってきている。日本のテクニックは世界で高いレベル。攻撃の質をより良いレベルにする必要がある」と見解を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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