スノーボード北京五輪金メダリストの平野歩夢は、３月29日に自身のインスタグラムを更新。練習中の怪我を理由にスノーボード世界選手権の欠場を決断したことを報告した。
【動画】「ホント命掛け...」平野歩夢が着地に失敗で激しく転倒…“肋骨骨折”の瞬間！

　平野の世界選手権の欠場について五輪の公式サイトは同27日、「（世界選手権）前日の公式練習で激しく転倒。コーチによると、病院で肋骨の骨折と診断されたという。予選当日の朝の時点で痛みが和らいだことから公式練習に臨んだものの、痛みを感じたことから欠場が決まった」と綴り、後に左肋骨の骨折が判明したことが明らかになった。

　平野も「練習中の怪我の影響で世界選手権は欠場する事にしました。早く雪上に戻れるよう治療とリハビリに集中します。いつも応援ありがとうございます」と記し、高く飛び上がった直後に空中でバランスを崩し、激しく地面に打ち付けられている自身の映像を公開した。
  　衝撃的な平野の映像にファンも反応。「これはヤバイ！」「わーーーーまじか？」「命失わずに良かった」「心配です」「うわ、痛そう」「映像を見て声が出た」「命かけて技を見せる競技」「ホント命掛け...」などと、悲鳴にも似た声が上がった。

　初出場となる世界選手権の直前に怪我をしてしまった平野。今大会は全日本スキー連盟（SAJ）の派遣選考の基準で、金メダルを勝ち取れば26年ミラノ・コルティナ五輪代表入りが確実となっていただけに、悔しい結果となったが、１日も早い回復を心から祈りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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