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「10点満点」の評価を受けたフェルスタッペン。第2位は「ベスト・オブ・ザ・レスト」期待の新人がランクイン。F1公式がパワーランキング発表

THE DIGEST編集部

2025.04.09

満点評価を受けたフェルスタッペン。(C) Getty Images

 4月8日、日本GPのドライバーパワーランキングがF1公式サイトで発表され、圧巻のポールトゥウィンを披露したマックス・フェルスタッペンが首位に輝いたほか、2位にはF1初入賞したアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がランクインするなど、鈴鹿で躍動した選手が上位に名を連ねた。

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 5人の専門家が各ドライバーに10点満点で投票し、その平均値が高い順にランキングされた。

 フェルスタッペンは5人から「10」の評価を受けて堂々のトップ。「鈴鹿で一つも間違えず、レッドブルから最大限の力を引き出した。ランド・ノリス(マクラーレン)やオスカー・ピアストリ(同)からの大きなプレッシャーにさらされなかった事実は、フェルスタッペンのスキルの証であり、記憶に長く残るに値する。専門家は、現世界チャンピオンの満点獲得に大いに感銘を受けた」とのコメントがあった。

 また、2位のハジャーは「9.0」を獲得。今季開幕戦オーストラリアGPではフォーメーションラップのまさかのスピンであまりにも悔しいF1デビューとなった一方、第2戦中国GPでは戦略ミスによって入賞こそ逃したものの、好ペースを披露。ついにポイントに手が届いた弱冠20歳には「予選7位、決勝8位で、日本での週末を通してベスト・オブ・ザ・レストの成績を収めた」との称賛の声が寄せられた。

 今回のランキングはトップ10が発表された。全体の順位とポイントは以下の通り(カッコ内順位は決勝レース結果)。

1,マックス・フェルスタッペン(レッドブル/1位)「10.0」
2,アイザック・ハジャー(レーシングブルズ/8位)「9.0」
3,オリバー・ベアマン(ハース/10位)「8.8」
4T,ランド・ノリス(マクラーレン/2位)「8.4」
4T,シャルル・ルクレール(フェラーリ/4位)「8.4」
4T,アレックス・アルボン(ウイリアムズ/9位)「8.4」
7,オスカー・ピアストリ(マクラーレン/3位)「8.0」
8,キミ・アントネッリ(メルセデス/6位)「7.8」
9,ジョージ・ラッセル(メルセデス/5位)「7.6」
10,フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン/11位)「6.8」

構成●THE DIGEST編集部

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