F1アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）がアストンマーティンに移籍するとの噂について、「起きるとは思えない」との見解を示した。

【動画】角田裕毅が９位に浮上！サインツをオーバーテイク 　アストンマーティンと2026年末までの契約となっているアロンソだが、より長期的にチームに貢献する意向を度々示しており、その役割はドライバーに限定されるものではないと示唆。以下のように自身のチームでの役割を語った。

「自分にスピードと競争力があると感じられ、チームがドライバーを必要とする限り、ずっとドライバーとして走り続けると約束した。でも僕はこのチームに何年も、（ドライバーではない）別の役割で留まるつもりだ。例え僕がステアリングを握っていない時にワールドチャンピオンになったとしても、このプロジェクトを非常に誇りに思うだろう」（英専門メディア『Planet F1』より）

　同メディアによると、ドライバーキャリアの終わりが見えないアロンソに、記者からはフェルスタッペンのアストンマーティン入りを（自身のシート喪失の）脅威に思っているか、との質問が飛んだ。フェルスタッペンが昨季中盤から競争力が低下したレッドブルを見限り、長年PU供給という形でタッグを組んできたホンダ、そしてレッドブルの元最高技術責任者のエイドリアン・ニューウェイ氏らが揃っているアストンマーティンへの移籍を検討しているとの噂をもとにしたものだ。

　この質問に対してアロンソは「そうは思わない。来年も契約が残っている。噂は聞いているけどね」と返答。フェルスタッペンの加入をチームメイトとして歓迎するか問われると「うん、でもそれはあり得ないだろう。とても起きるとは思えない」と私見を述べた。

　そして４連覇中の王者の移籍先としてアストンマーティンの名前が挙げられている現状が「チームにとって非常に良い」とアロンソ。「つまり僕たちのプロジェクトの（成功する）未来を示している。みんなが名前を挙げているチームはメルセデス、フェラーリ（といった強豪チームと）、アストンマーティンだ」とその根拠を説明した。

構成●THE DIGEST編集部

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