陸上

「マジで走ってるよ(笑)!」陸上女子100mの元五輪女王が運動会のママレースで“ぶっちぎりV”に大反響! 本人談「出場停止じゃなかったから」

THE DIGEST編集部

2025.04.19

日本でもすっかりお馴染みのフレイザー=プライス。久々に豪快な走りを披露した。(C)Getty Images

 どんなレースでも手を抜かない。陸上短距離界が誇るスーパースターの両脚がふたたび"運動会"で火を噴いた。
【画像】日本陸上界が誇る "最強美人ハードラー"田中佑美の華麗なる厳選フォトを一挙お届け!

 2008年北京五輪と12年ロンドン五輪の女子100メートルで金メダルに輝いたシェリル=アン・フレイザー=プライスが公式インスタグラムを更新。ジャマイカが誇る国民的アスリートは、夫と7歳の長男ジオンくんとともに地元小学校の運動会に参加した。その様子を合計11点の画像や動画で紹介したわけだが、なかなかの衝撃映像が含まれている。

 親譲りの快走で徒競走に優勝したジオンくんを称え、「めちゃくちゃ興奮したわ!」と興奮気味に綴る38歳。すると次は自分の番とばかりに、ママさんたちが集う100メートル走に気合い十分でエントリーした。号砲が鳴り響くや颯爽と飛び出し、最後まで足を(手を)緩めずにフィニッシュ。当然ながら、信じられないほどの大差をつけて優勝を飾った。

 2年前の運動会でも本気の走りでぶっちぎっており、フレイザー=プライスは「彼らは私を出場停止にしなかった。だからラインに立ったの(笑)」と茶目っ気たっぷりに書き添えた。

 投稿をチェックした世界中のフォロワーからは称賛と笑いが巻き起こった。「マジで走ってるよ(笑)!」「超ウケたわ」「最強のママだな」「やるからには勝たないとって話」「息子はきっと誇らしいだろう」「途中画面から消えたね」「次からは20秒のハンデが必要だな」「まだ現役でいけるんじゃない?」などなど、コメント欄にはさまざまな声が寄せられている。
 
 独特のド派手なヘアカラーでも注目を集めたフレイザー=プライス。短距離のエキスパートとして、5回出場した五輪で3つの金を含む8個のメダルを獲得し、世界選手権では合計10個の金メダルをゲットした。100メートルの自己ベスト・10秒60は世界歴代3位の記録だ。

 昨年のパリ五輪は100メートルのみのエントリーで必勝を期したものの、準決勝を前に怪我で無念の棄権。家族との時間を優先するため、昨シーズン限りでの現役引退を示唆していたが、はたして今後はどうなるか。

構成●THE DIGEST編集部
【画像&動画】元五輪女王が運動会ママレースで問答無用の"ぶっちぎりV"(レースの映像は8番目&9番目)
 
NEXT
PAGE
【画像&動画】元五輪女王が運動会ママレースで問答無用の“ぶっちぎりV”(レースの映像は8番目&9番目)