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フィギュア

「最高のシーズン締めくくり」フィギュア国別対抗戦で来日した“大の親日家”が日本語で感謝投稿。チームスピリット賞に喜び「ニッポン大好き」

THE DIGEST編集部

2025.04.23

国別対抗戦で米国の主将を務めたジェイソン・ブラウン(中央)。日本の坂本(左)とも笑顔で記念撮影に収まった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

国別対抗戦で米国の主将を務めたジェイソン・ブラウン(中央)。日本の坂本(左)とも笑顔で記念撮影に収まった。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 フィギュアスケートの今シーズン最後の公式戦「世界国別対抗戦」が4月20日までに東京体育館で行なわれた。日本は3大会ぶりの銀メダルを獲得。優勝は2大会連続で米国が史上最多となる6度目の戴冠を果たし、キャプテンを務めた大の親日家スケーターはSNSに日本語で感謝を綴った。
【画像&動画】「日本大好き♡」親日家スケーターが振り返った国別対抗戦「最高の瞬間」

 チームUSAをけん引したのは、男子シングルのジェイソン・ブラウンだ。初日からチームは男女シングル、アイスダンスで高いポイントを獲得して首位をキープし続け、そのまま最終日まで逃げ切りVを果たした。上機嫌で主将会見に登場したブラウンは両隣に座る日本の坂本花織と、イタリアのシャルレーヌ・ギニャールと視線を見合わせ、「みんなの笑顔から伝わると思うけど、本当にこのイベントを楽しみにしていたんだ。ここにいる2人とお祝いすることができて、すごく楽しい!」と白い歯をこぼした。
 
 さらに20日のエキシビションでは、応援意欲やチームワークなど結束力が最も優れていたチームが評価される「チームスピリット賞」まで受賞。選手たちは応援席で抱き合って喜びを分かち合うと、ブラウンは受賞スピーチで「ニッポン大好き!皆さんと一緒に踊りたい。楽しかった!」と日本語で感謝を伝えた。
 
 そして23日には自身の公式インスタグラムに国別対抗戦の思い出を投稿。英語と日本語で「私が楽しかった瞬間」というタイトルで米国チームを中心にキス・アンド・クライでのにぎやかな雰囲気、会見や表彰式など大会を目いっぱい楽しんだ厳選シーンを振り返りながら「最高のシーズン締めくくりとなりました!」と、大会運営に携わったすべての関係者に謝辞した。

 フィギュアファンの間では親日家として周知されているブラウンは自身のSNSなどでも度々日本語で文面を綴り、カタカナ、ひらがな、一部の漢字などは読み書きができるほどの腕前である。19日の公式練習前には都内の小学生を対象にスケート教室が行なわれ、「ダイジョウブ!」「サイコー!」と持ち前の明るいキャラで盛り上げ、「皆さん、来てくれてアリガトウ。スケート、難しいデスネ。ガンバッテください」と最後の挨拶もすべて日本語で締めていた。

構成●THE DIGEST編集部

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