陸上

田中希実が3000メートルのペースメーカーを遂行→1時間40分後の女子1500メートルに備える【陸上セイコーGGP】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.05.18

3000mのPMを務めた田中(中央)。このあと1500mに出場する。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 5月18日、陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)が東京・国立競技場で行なわれ、女子1500メートルの日本記録保持者である田中希実が3000メートルのペースメーカーを遂行した。1時間40分後には1500メートルに出場する。

 異例の挑戦を成し遂げた。田中は午前11時30分に実施された3000メートルをペースメイク(1000メートル=2分55秒77、2000メートル=5分55秒22)をし終えると、選手たちに声をかけて激励。慌ただしく"本命"の1500メートルに向けて準備を進めた。

 9月に同舞台で開催される世界陸上に向け、自らハードスケジュールを課した田中。海外選手が揃った貴重な勝負の場でどんな走りをみせてくれるのだろうか。
 
 なお、レースはローズ デービース(オーストラリア)が8分43秒38で優勝。日本人最上位は山本有真が8分50秒64の3位に入り、自己ベストを更新した。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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