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「まさかまた優勝できるなんて!」杉原愛子が10年ぶり復活Vに歓喜!自信を持って演技に臨めた理由は?【体操女子】

THE DIGEST編集部

2025.05.20

最後まで果敢に攻めた杉原が逆転優勝を飾った。(C)Getty Images

最後まで果敢に攻めた杉原が逆転優勝を飾った。(C)Getty Images

 5月17日に東京体育館で行なわれた「体操NHK杯」で10年ぶり2度目の優勝を果たした杉原愛子(TRyAS)。2022年に一線を退いたが、約1年のブランクを経て現役復帰。昨年のパリ五輪は代表入りを逃し悔しい思いをしたが、補欠でチームに帯同した。

【画像】NHK杯を制した2010年と2025年を比較!

 リオ、東京と2大会連続五輪出場の実力者が意地を見せた。2位で最終種目の床運動を迎えると、ノーミス演技で13・993点と高得点を叩き出した。岸里奈(戸田市SC)を0・033点差上回り、見事な逆転優勝に笑顔が弾けた。

 そんな杉原は19日に自身のインスタグラムを更新。「NHK杯応援ありがとうございました。怪我なく、楽しく、納得のいく演技ができました。演技を観て皆さんも楽しんでいただけましたか?」とサービス精神旺盛な彼女らしく問いかけると、「そして…10年ぶりに優勝することができました」と嬉しそうに報告した。
 
 続けてファンや関係者らに感謝の意を記した25歳は、「この1ヶ月間、怪我に気をつけながら全日本での反省を活かし、『0.1』を大切にした練習を積み重ねてきました。だからこそ、演技に自信を持って臨めて、何より本当に楽しかったです。

 花が咲く時期は人それぞれやと思います。10年前のNHK杯での優勝から、まさか10年後にまたこの舞台で優勝できるなんて。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。

 そして「今回の演技を通して伝えたいことは、体操の楽しさ、基本の大切さ、そして休養の重要性。それが、体操を長く続けていくために必要なことだと実感しています」と、原点に立ち返った女王は、「また新たな目標に向かって、リスタート。これからも感謝の気持ちを忘れずに、楽しみながら頑張ります。引き続き、応援よろしくお願いします」と締めた。

 10月に開催される世界選手権の代表入りを果たした杉原。再び日の丸を背負い、会心の演技を披露してほしい。

構成●THE DIGEST編集部

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