５月31日、韓国・仁川で格闘技イベント「RIZIN」の韓国大会が開催された。第８試合の女子スーパーアトム級は、日韓を代表する美人格闘家同士が激突。日本のケイト・ロータスが地元のシン・ユリを判定（3-0）で下し、待望のRIZIN初勝利を飾った。
【動画・画像】初勝利を挙げた瞬間＆リング外では天使のようなスマイルも（３枚目）

　第１ラウンドはリーチの長いシン・ユリが右ストレートを突き圧力をかけたが、ケイトは左の攻撃で反撃。距離を詰めてテイクダウンを奪ったが決め手に欠けた。

　第２ラウンドはケイトが優勢に試合を進める。首相撲からの膝攻撃、さらには強烈な膝蹴りを連発して叩き込むなど要所で攻めた。第３ラウンドは相手の反撃に遭うも、豪快な払い腰で叩きつける。終盤ケイトはバックを奪い、パウンドの猛攻からリアネイキドチョークを狙い絞め落とそうと力を入れるが、ここで惜しくもゴング。TKOは奪えなかったが、決定的な場面をつくったケイトが文句なしで判定勝ちを収めた。
  　RIZINのリングで初勝利を挙げたケイトはマイクを握ると、「途中（心が）折れそうになったんですけど、シン・ユリ選手の目を見たらまだ死んでいなかった。もうひと頑張りできた」と振り返った。フィニッシュは狙っていたというが、「スタミナが切れてしまったり、途中でセコンドを無視して突っ込んじゃうので、それを直してまた戻ってきたい」と反省点を交えつつ、笑顔でさらなる進化を誓った。

　今大会は『ABEMA』『U-NEXT』といった動画サービスのPPVでも生配信され、「日韓美女対決」と称された。試合後、ケイトが判定勝ちした瞬間はRIZIN公式インスタグラムにもアップされ、多くの格闘ファンから「ケイトやったね♡」「良かった良かった良かった」「デカい勝利です！」「感動して泣いた」「最高だー！日本の誇り！」など、称賛が溢れた。

　嬉しい初勝利を挙げたケイトは自身のインスタグラムのストーリーズに控え室でトロフィーを掲げた写真を添え、「勝ちました！応援本当に有難うございました！次に向けて日々精進していきます＃コツコツ地道に」と綴り、早くも次戦に向けて意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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