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陸上

「留学生がくらいつく!」原晋監督も唸った。絶対的エース・黒田朝日が“魂の走り”で日本人トップの3位【日本インカレ】

THE DIGEST編集部

2025.06.06

果敢に先頭を走った黒田。写真:スポーツ報知/アフロ

果敢に先頭を走った黒田。写真:スポーツ報知/アフロ

 学生ナンバー1を決める陸上の『日本学生対校選手権(日本インカレ)』が6月5日、岡山・JFE晴れの国スタジアムにて開幕。初日の最終種目では男子10000メートル決勝が行なわれ、黒田朝日(青学大4年)が28分9秒18で日本人トップの3位で表彰台に上がった。

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 9月に『東京2025世界陸上』が開催される影響で、例年より早い時期の開催となった今大会。箱根駅伝王者・青学大の勢いは健在で、その中心にいるのが主将でありエースの黒田だ。

 2月の大阪マラソンで初マラソンながら2時間6分5秒の日本学生新記録を樹立した実力者は、トラックでもその存在感を遺憾なく発揮。序盤から果敢に攻め、先頭集団を牽引。ハイペースに飛ばし脱落者が続々と出るなか、残り2400メートルでシャドラック・キップケメイ(日大3年)、スティーブン・ムチーニ(創価大3年)、黒田の三つ巴の争いになる。

 黒田は2人の留学生の背中につき、後ろから勝機をうかがった。熾烈なスパート合戦の末、キップケメイ、ムチーニに僅かに及ばず、3番手でゴールラインを跨いだ。
 
 地元・岡山の大声援を追い風に快走した彼の走りに原晋監督は「留学生に食らいつく? いや、留学生が黒田にくらいつく!素晴らしい走りでした」とXでご満悦の様子を窺わせる。そして「安島(莉玖)4位、遠藤(大成)8位。3人入賞もアッパレ」と教え子の快挙を称えた。

 留学生選手のペースに日本選手が付く定番の展開と違い、観客を沸かせた青学大の絶対的エース。まさに学生トップを競う場に相応しいレース運びだった。

構成●THE DIGEST編集部

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