23歳が放ったミラクルショットが話題を呼んでいる。

　現地６月７日、米女子ゴルフの「ショップライトLPGAクラシック」がニュージャージー州のシービューGCベイC（6197ヤード、パー71）で２日目が行なわれ、12位スタートだった西郷真央が３番でアルバトロスを達成するなど５バーディー、２ボギーの「65」で回り通算10アンダーで２位タイに浮上した。
【動画】現地ギャラリーも大熱狂！ 西郷真央が“アルバトロス”を決めた実際の映像

　珍しいショットが飛び出したのは３番パー５だった。２打目を振り抜いた西郷のボールはワンバウンドすると、コロコロと転がっていきそのままカップイン。23歳の日本人ゴルファーがアルバトロスを達成すると、地元ギャラリーは「うおおおお!!!」と興奮を隠せず、ホールは拍手喝采に包まれた。
  　西郷の超絶ショットには現地メディアからも絶賛の嵐が吹いている。LPGAツアー公式Xは「214ヤード。７番ウッド。とんでもない」と記し、実際の動画を公開。生中継した実況アナは「なんてこった！完璧だ」と声を上げ、「アルバトロスが見られるなんて...最高だ」と手放しで称賛した。

　米ゴルフ専門放送局『Golf Channel』は「マオ・サイゴウがアルバトロスを決め、65という素晴らしいラウンドをした」と速報で報じ、「メジャーチャンピオンのセカンドショットを見よ！」と同チャンネルの公式SNSにもアップ。冷静にキャディーとハイタッチし、ボールを拾い上げたところまでの動画には米ファンを中心に賛辞が寄せられ、再生数は今もなお伸び続けている。

　西郷は４月のシェブロン選手権で海外メジャー初勝利。先週はメジャー第２戦の全米女子オープンで竹田麗央、渋野日向子が首位と２打差の３位タイで並び、日本勢３人が優勝争いを演じた。逆転優勝こそかなわなかったが竹田が２位、西郷が４位、渋野が７位でそれぞれ終えた。

　米ツアー２勝目へ、日本人ゴルファーの快進撃に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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