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モータースポーツ

レッドブルに迫る決断の時…「退団が既定路線」のVER中心のマシン開発では「ツノダのように中団に甘んじる」専門メディア警鐘

THE DIGEST編集部

2025.06.12

フェルスタッペン(左)ファーストのマシン開発からホーナー代表(右)らが方針転換を図るか...(C)Getty Images

フェルスタッペン(左)ファーストのマシン開発からホーナー代表(右)らが方針転換を図るか...(C)Getty Images

 モータースポーツ専門メディア『BEYOND THE FLAG』は現地6月11日、F1レッドブルが将来、マックス・フェルスタッペンを失った後も競争力を保ち続けるためには「クルマの開発方針を再考する必要がある」と主張した。

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「今もなおグリッド上で最高のドライバーであるフェルスタッペンを軽視することはできない」、とフェルスタッペン中心のチーム運営に理解を示した同メディアは、一方で「その姿勢を続けるなら、チームにとって長期的に深刻な打撃となる可能性がある」と警鐘を鳴らす。

 原因として挙げたのが、レッドブルのマシン特性の難しさだ。レッドブルがフェルスタッペンの好みに合わせてマシン開発を進めた結果、シャープなフロント、低速コーナーでの難しさ、そして温暖なコンディションでのタイヤ管理の難しさなど、扱いにくいマシンになってしまった。

 さらに問題となっているのは、フェルスタッペンの去就だ。同メディアによると、「来季だろうと、契約満了を迎える2028年だろうと、このオランダ人ドライバーの退団は事実上、既定路線となっている」という。

 もしチームがこのままフェルスタッペン中心のアプローチから脱却して抜本的改革に着手しないのであれば、フェルスタッペン離脱後のチームは、「現在のツノダ(角田裕毅/レッドブル)のように中団に甘んじることになる」と見通している。

 より多くのドライバーが運転しやすいマシン開発に舵を切れば、将来的にフェルスタッペンを失ったとしてもダメージは最小限に抑えられるかもしれない――。フェルスタッペン頼みの状態が続いているレッドブルに、決断の時が迫っている。

構成●THE DIGEST編集部

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