現地６月20日、バレーボールネーションズリーグ女子の予選ラウンド第２週・第２戦が香港で行なわれ、世界ランキング５位の日本代表は、同１位で前回女王のイタリアにフルセットの末、２－３（23-25、25-16、15-25、25-20、17-19）で敗れ、開幕６連勝とはならなかった。
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　日本のスタメンには、石川真佑（OH）、和田由紀子（OH）、佐藤淑乃（OH）、関菜々巳（S）、島村春世（MB）、宮部藍梨（MB）、そして福留慧美（L）が名を連ねた。

　第１セット、和田のライトからのスパイクで先制した日本。序盤はサーブで相手を崩して主導権を握り、先に10点に乗せる。12-8になったところで、イタリアがたまらずタイムアウト。そこから、日本は流れが悪くなり14-15と逆転を許す。中盤から終盤にかけて拮抗した展開が続いたが、最後は佐藤のスパイクがアウトとなり、このセットを23-25で落とした。
  　第２セットは、福留の好レシーブが光り5-3と先行。そこから、互いに点を取り合うシーソーゲームが繰り広げられたが、佐藤や和田の強烈なスパイクが相手のブロックを崩し、先に20点に乗せる。そのまま勢いを加速させた日本が試合を優位に進め、このセットを25-16で取り返した。

　第３セットは日本のミスが目立ち、終始イタリアにペースを握らせてしまう展開となり、15-25で奪われたが、第４セットは粘りを見せた日本が25-20で取り返す。最終の第５セットでは緊迫した空気が漂うなか、和田と宮部がポイントを重ね2-0。その後は一進一退の攻防が続いたが、日本が17-19で力尽き、このセットを落とした。

　日本はこのあと、21日に中国、22日にチェコと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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