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バレーボール

バレー日本女子がチェコにストレート勝利!石川真佑が最多17得点、和田由紀子は16得点の活躍。通算6勝2敗で日本ラウンドに弾み【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2025.06.22

日本はチェコをストレートで蹴散らした。(C)Volleyball World

日本はチェコをストレートで蹴散らした。(C)Volleyball World

 6月22日、バレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」は女子の予選ラウンド第2週の第4戦が行なわれ、世界ランク6位の日本はチェコ(同13位)にセットカウント3-0(25-22、25-17、25-20)のストレートで勝ち、香港ラウンドを2勝2敗のタイで終えた。日本は通算成績を6勝2敗とし、ホームで開催する同ラウンド第3週に向けて弾みをつけた。

 2連敗中の日本はミドルブロッカーを島村春世、宮部藍梨に戻し、リベロをイタリア戦で好レシーブを連発した福留慧美を再びスタメンで起用した。

 序盤はプレーに堅さがみえた日本。平均身長185センチを誇る相手の高さに苦戦し、常に先手を許す苦しい展開となる。しかし徐々に攻撃のリズムをつくり点差を詰めると、石川真佑のサービスエースが決まり13-13の同点に追い付く。さらに石川の連続得点で逆転すると、ここから怒とうの4連続ポイント。終盤は競り合いになったが、最後は石川のスパイクで競り勝った。

 第2セットは好調な石川、佐藤淑乃、和田由紀子が連続得点。さらにミドルの島村、宮部も効果的に得点を挙げ、14-11と一歩リードする。守備では福留が相手の強烈スパイクを拾いまくるスーパーレシーブでつなぎ、最後は石川のアタックが相手ブロックをぶち抜く。日本は粘り強い守備でしのぎ、長いラリーでも集中力を切らさず最後は宮部がブロックポイント。その直後、宮部がサービスエースを決めて相手を突き放した。

 いい攻撃、いい守備で2セットを連取した日本。第3セットは後がなくなったチェコの強打が襲い、両チーム1点ずつを取り合う接戦となる。中盤まで14-14と手に汗握る展開が続いたが島村のブロック、レフトから石川のアタックで2点をリードする。

 粘るチェコを終盤は連続得点で押し切った日本が快勝。石川は両チーム最多17得点、和田もチーム2位の16得点の大活躍だった。

 ファイナル・ラウンド進出をかけた予選ラウンド第3週は7月9日から千葉ポートアリーナで行なわれ、日本はフランスと初戦を戦う。
 
<バレー日本女子のVNL予選ラウンド>
■第1週 カナダ・オタワ
第1戦 ○3-0オランダ 
第2戦 ○3-0セルビア
第3戦 ○3-0カナダ
第4戦 ○3-0ドミニカ共和国

■第2週 香港(25年6月18日~22日)
第5戦 ○3-2タイ
第6戦 ●2-3イタリア
第7戦 ●1-3中国
第8戦 ○3-0チェコ

■第3週 日本・千葉(25年7月9日~13日)
第9戦 フランス
第10戦 韓国
第11戦 ポーランド
第12戦 ブラジル

構成●THE DIGEST編集部

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