格闘技・プロレス

7.19復帰戦へ――。伝説パッキャオが練習公開も反応冷ややか...“46歳の挑戦”に米メディア厳しい指摘「世間の見方とも戦わねば」

THE DIGEST編集部

2025.06.28

来月19日に復帰戦のリングに立つ46歳のパッキャオ。(C)Getty Images

 7月19日に米ネバダ州ラスベガスで復帰戦のリングに立つ、元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が公開トレーニングを行ない、その様子がSNS上でも流れ話題となっている。

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 46歳のパッキャオは約4年振りとなるリングで、マリオ・バリオス(米国)の保持するWBC世界ウェルター級タイトルに挑む。世界中を驚かせた現役復帰宣言、さらに即世界タイトル挑戦など、かつての様にその動向が注目を集め続ける中、パッキャオは6月25日に米ロサンゼルスでトレーニングを公開。詰めかけたマスコミに囲まれながら、ストレッチ、シャドーボクシング、ミット打ちなどを行なった。

 この映像がSNSを通じて世界中に伝えられると、元王者に対して厳しい意見が少なからず上がった。米メディア『ATHLON SPORTS』は26日、パッキャオのトレーニングでの動きへの印象として、「全盛期と比べて目に見えて動きが鈍くなっており、かつての爆発的な切れ味は欠けていた」などと、厳しく評している。

 また、SNS上に寄せられたファンの反応についても、「冷ややかなものが多かった」と説明。さらに、現役復帰の決断にも言及しており、「46歳のマニー・パッキャオにとって、その挑戦はさらに厳しいものだ。7月19日に控えるWBCウェルター級王者マリオ・バリオスとの試合では、単に若くて危険な対戦相手に挑むだけでなく、『全盛期はもう過ぎた』という世間の見方とも戦わねばならない」などと訴えている。
 
 同メディアは、2021年8月の現役引退時を振り返り、「彼が最後にプロのリングに上がったのは、ヨルデニス・ウガス(キューバ)に敗れた試合だったが、その時点で既に年齢による衰えが明確だった」と指摘する。

 さらに、復帰戦の相手となるバリオスが体格でパッキャオを大きく上回っている点などにも触れながら、「今回のメディアワークアウトでパッキャオは一見コンディション良好に見えるかもしれないが、ファンの懸念は払拭されていない」と見込む。

 さまざまな不安要素を並べながら、同メディアは、「7月19日、その日が来れば世界中が目撃することになる。パッキャオが時を巻き戻して疑う者たちを黙らせるのか。それとも、ボクサーにとって避けられない運命、すべてのファイターが抗えない"時間"の流れに彼も飲み込まれてしまうのか」などと綴り、記事を結んでいる。

 シビアな指摘がある中でも、世界中のボクシングファンが関心を寄せるパッキャオの復帰戦。果たして、ボクシング界に君臨するレジェンドはどんな試合展開が繰り広げられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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