バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は男子の第2週・第3戦が現地6月27日に行なわれた。世界ランク6位の日本は初出場のウクライナ(同13位)と初対戦し、セットカウント2-3で敗れた。通算成績を4勝3敗とし、29日にはスロベニア(同4位)と対戦する。
【動画】「この戦いはすごい!」スリリングなタイブレークの結末は...
世界ランクだけを見れば“格下”の相手に日本は苦戦を強いられた。第1セットからウクライナの高さと速攻に苦しみ、なかなかリードを奪えない。両者譲らない展開でタイブレークにまで突入。最後は宮浦健人のスパイクが決まり、日本がなんとか26-24で先取した。
ところが第2、3セットはウクライナの反撃にあい連続で落とした。崖っぷちとなった第4セットでロラン・ティリ監督はメンバーを永露元稀、西山大翔、甲斐優斗、山崎彰都、村山豪、エバデダン ラリーに総入れ替え。この大胆な采配が功を奏し、日本が25-22で取り返した。
勝負の最終セットは拮抗した展開に発展。両者譲らない点の取り合いだったが、最後の最後でウクライナが競り勝ち。日本はあと一歩及ばず、逆転負けを喫した。
前日には東京、パリ五輪を連覇した強豪フランスにフルセットの死闘を制し、大金星を挙げた日本。一転して今度は、VNL初出場の相手にフルセットマッチで金星を献上する失態を演じた。
日本の敗北には海外メディアも少なからず衝撃を受けている。オリンピックや世界選手権など国際大会を主催する『Volleyball World』は公式Xにウクライナの逆転勝ちを速報。「ウクライナは予想を覆し、スリリングなタイブレークの末、15-13で日本を下した!」と興奮気味にレポートした。
試合のレビュー記事では「日本は全選手を起用し、試合を優位に進めようとしたが、決め切ることはできなかった。ブルガリア・ブルガスで行なわれた一戦は、ジェットコースターのような5セットの激戦となり、イリア・コバロフが先導し、ウクライナはシーズン開幕戦以来の4勝目を挙げた。相手はなんと、昨年の銀メダリストである強豪の日本からだ」と驚きを隠せなかった。
記事の中では「5セットそれぞれがミニドラマとなり、リードの入れ替わりや逆転、あるいは予想外の結末が待ち受けていた」「ファンの後押しを受け、ウクライナと日本は壮絶な戦いを繰り広げた」などと、手に汗握る展開に会場のボルテージは最高潮だったと伝えた。
スタメン起用され、チーム最多14得点を挙げた大塚達宣は「負けはしたが、自分たちのプレーには満足している部分もある。ただ、細かいところで勝敗が分かれてしまった」と同メディアに話し、小さなミスを反省した。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「かつては見下ろしていたのに…」日本男子バレーが起こした“大番狂わせ”に韓国メディア驚き!「今はもう高い壁」【ネーションズリーグ】
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勝負の最終セットは拮抗した展開に発展。両者譲らない点の取り合いだったが、最後の最後でウクライナが競り勝ち。日本はあと一歩及ばず、逆転負けを喫した。
前日には東京、パリ五輪を連覇した強豪フランスにフルセットの死闘を制し、大金星を挙げた日本。一転して今度は、VNL初出場の相手にフルセットマッチで金星を献上する失態を演じた。
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