バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は男子の予選ラウンド千葉大会が7月16日に開幕。前回銀メダルで世界ランク6位の日本は同8位のドイツに3-1で逆転勝ちした。キャプテン石川祐希が両軍最多22得点を挙げる活躍でホーム初戦を勝利に導いた。
【画像】木村沙織、狩野舞子、大友愛…バレーボールネーションズリーグ千葉大会に集結した日本代表のレジェンドを特集!
絶対的エースが合流即結果を残した。第1セットはドイツに先取されたが、第2セットは石川が先制点を奪い主導権を握った日本が25-20で取り返す。第3セットは接戦になるが宮浦健人、高橋藍らが大事なところで得点を重ねて終盤に25-23でひっくり返す。
勝負の第4セットは大黒柱のエースが攻守で気迫を見せる。相手の高い3枚ブロックをもろともせず強打で弾き、さらにはブロックポイントを奪い吠える。世界最高峰セリエA(イタリア)を主戦にするエースが苦しい場面で1本を取るなど、多彩なプレーで日本を逆転勝利に導いた。
石川の存在感は、やはりチームに好影響を与えている。石川が不在の間、VNL第1週の中国大会、第2週のブルガリア大会で“代理キャプテン”を務めた富田将馬は「石川選手と高橋選手が合流して練習の質も格段と上がりましたし、練習の中でラリーも多くなった。そういうところでもっと自分もやらなきゃという気持ちにさせてくれます」と、世界トップ選手ゆえの凄みを肌で感じているという。
石川は試合前、「1戦目は大事になるという話をした。そういう意識で臨んだ」と明かしている。昨年のパリ五輪1次リーグ初戦で敗れた相手ゆえキャプテンとして初戦の重要性を説いていた。第1セットは攻撃が嚙み合わず落としたものの、第2セット以降はチーム全体がギアを上げ、石川自身も「余裕を持ちながら戦えた」と笑った。
17日はアルゼンチン(世界ランク9位)と対戦する。こちらも直近はパリ五輪での対戦で日本が3-1で勝利を収めており、直近は4連勝中と相性はいいが油断は禁物だ。「(初戦は)終わってみれば最多得点だが、まったく点を取った気持ちはない。もう少し攻められた。明日以降、パフォーマンスを上げたい」と力強く語った石川。頼れるキャプテンが日本を決勝ラウンド進出へ導く。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】合流後即チーム最多の22得点!ドイツ撃破に貢献した日本のキャプテン、石川祐希を特集!
【画像】合流直後にも関わらず19得点!ドイツ戦で躍動した高橋藍を特集!
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絶対的エースが合流即結果を残した。第1セットはドイツに先取されたが、第2セットは石川が先制点を奪い主導権を握った日本が25-20で取り返す。第3セットは接戦になるが宮浦健人、高橋藍らが大事なところで得点を重ねて終盤に25-23でひっくり返す。
勝負の第4セットは大黒柱のエースが攻守で気迫を見せる。相手の高い3枚ブロックをもろともせず強打で弾き、さらにはブロックポイントを奪い吠える。世界最高峰セリエA(イタリア)を主戦にするエースが苦しい場面で1本を取るなど、多彩なプレーで日本を逆転勝利に導いた。
石川の存在感は、やはりチームに好影響を与えている。石川が不在の間、VNL第1週の中国大会、第2週のブルガリア大会で“代理キャプテン”を務めた富田将馬は「石川選手と高橋選手が合流して練習の質も格段と上がりましたし、練習の中でラリーも多くなった。そういうところでもっと自分もやらなきゃという気持ちにさせてくれます」と、世界トップ選手ゆえの凄みを肌で感じているという。
石川は試合前、「1戦目は大事になるという話をした。そういう意識で臨んだ」と明かしている。昨年のパリ五輪1次リーグ初戦で敗れた相手ゆえキャプテンとして初戦の重要性を説いていた。第1セットは攻撃が嚙み合わず落としたものの、第2セット以降はチーム全体がギアを上げ、石川自身も「余裕を持ちながら戦えた」と笑った。
17日はアルゼンチン(世界ランク9位)と対戦する。こちらも直近はパリ五輪での対戦で日本が3-1で勝利を収めており、直近は4連勝中と相性はいいが油断は禁物だ。「(初戦は)終わってみれば最多得点だが、まったく点を取った気持ちはない。もう少し攻められた。明日以降、パフォーマンスを上げたい」と力強く語った石川。頼れるキャプテンが日本を決勝ラウンド進出へ導く。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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