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モータースポーツ

【F1】角田裕毅の“9位”に「他車のリタイアがなければ入賞圏外」など各国メディアの評価さまざま「マックスに近づいている」「またしても失望の週末」

THE DIGEST編集部

2025.09.03

 英国の専門サイト『PLANETF1.COM』は「最終的には予選が足を引っ張った。オーバーテイクが難しいサーキットで12番手スタートとなったため、他のドライバーがリタイアしなければ、ポイント圏外で終えていただろう」と説明。ただ、「再びキミ・アントネッリ(メルセデス)から順位を守り抜く良いレースを見せた」と決勝での奮闘を好意的に評価し、及第点以上の「6.5」を与えた。

 スペインの専門サイト『F1i.com』も及第点の評価だ。「ついに角田にポイントがもたらされた。トップ10入りは、3か月以上前のエミリア・ロマーニャGP以来だ」と伝えており、「堅実なペースを発揮した日本人ドライバーは辛うじてポイント圏内に滑り込んだが、最初のセーフティカーのタイミングが悪く、一時は15番手まで後退。ここ数戦で彼(角田)を苦しめている不運な戦略判断がなければ、もっと上位だったかもしれない」と角田のポテンシャルに期待を込め、採点は「7」としている。
 
 続いてインドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』は「ユウキがついにポイントを獲得した。今週末は全体的に、これまで以上にマックスに近づいており、今後のレースでさらに良い結果を出すと期待しているだろう」と他に比べてポジティブな寸評。採点も比較的高い「6.5」だった。

 最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、ランキング形式での個別評価で実際の順位を大きく下回る16位とした。「進歩の兆しは見えるが、まだ十分ではない」と総括。予選について、「彼(角田)はQ2でもっと上の結果を期待していた。『どの週末よりも車をコントロールできていた』と自信を感じていたからだ。(Q1では)マックスとの差は約0.3秒で、Q3進出のためのタイムにぎりぎり届くはずだったが、(Q2では)ターン9、10やシケインで苦戦した結果、0.5秒遅れで敗退した」と振り返り、決勝については以下のように振り返っている。

「レース序盤は11番手を走行し、ソフトタイヤの消耗によって最初のセーフティカー出動の直前にピットインを強いられて打撃を受けた。不運にもセーフティカーのタイミングの悪さが重なり、レース全体でおそらく2つほど順位を失った。それでも、スロットルの問題で最大40%までしか反応しない状況のなか、最終スティントを上手くまとめ、9位でフィニッシュした」

構成●THE DIGEST編集部

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