受難の時期は、他者との繋がりで乗り越えた。大学2年時に、新型コロナウイルスの感染拡大により生活が激変。茨城県内の寮に隔離されるなか、周りの部屋の先輩や同期の優しさに触れた。
「まず、(流経大の)チームが好きになって、このチームのためにラグビーをするという気持ちになれたんです。(動きを合わせるための)サインを練習前に教えてもらったり、試合が終わってからは一緒に映像を見てもらったり。プライベートでも、ゲームとか、ご飯とか…過ごしやすい環境を作ってくれました」
親しくなった仲間にラグビーを教わり、暮らしを支えてもらうのは、日本代表に加わったいまも変わらないよう。合宿中の移動時などに忘れ物がありそうな時は、フランカーの川村雅未に助けてもらうようだ。
「サクラフィフティーンの皆さんも、家族みたいで大切です。川村雅未さんは本当にお姉ちゃんみたいに気遣ってくれて…。ラグビーでわからないことがあったら、まずは雅未さんに聞きます」
15人でプレーするこのスポーツのよさに触れ、人生を豊かにする。改めて、競技をスタートさせた頃を思い返して笑う。
「(当初は)本当に嫌でした。でも、断れずに。始めた後も『こんなに痛い思いをして…』『もう、辞めたい』なんて思っていたのですが、結構、長くやってきました」
先人をロールモデルにして自分らしくジャパンとなったジェニファは、後進のロールモデルにもなるつもりだ。北海道の現所属先、出身校、地元で、ワールドカップでの学びを還元したいという。
取材・文●向風見也(ラグビーライター)
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親しくなった仲間にラグビーを教わり、暮らしを支えてもらうのは、日本代表に加わったいまも変わらないよう。合宿中の移動時などに忘れ物がありそうな時は、フランカーの川村雅未に助けてもらうようだ。
「サクラフィフティーンの皆さんも、家族みたいで大切です。川村雅未さんは本当にお姉ちゃんみたいに気遣ってくれて…。ラグビーでわからないことがあったら、まずは雅未さんに聞きます」
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「(当初は)本当に嫌でした。でも、断れずに。始めた後も『こんなに痛い思いをして…』『もう、辞めたい』なんて思っていたのですが、結構、長くやってきました」
先人をロールモデルにして自分らしくジャパンとなったジェニファは、後進のロールモデルにもなるつもりだ。北海道の現所属先、出身校、地元で、ワールドカップでの学びを還元したいという。
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